【文スト】文豪さん、反応記録帳。

＊幼児になって、それぞれの長を見て泣いた ページ30

「...ぅ、ふぇっ」

中島敦
「あ、いえ！社長これは！た、多分違うんです！！」
社長が抱っこした途端泣き出す貴女に、ドバっと冷や汗が出てくる。
「ほら、あの、」
「威厳と云いますか、怖いとかじゃないんです、ね？」
敦くん、もう墓穴掘るからやめとこう。

太宰治
「大丈夫だよ〜怖くないよー」
と、云いながら『こわ〜い、』と、云い寄ってくるAが可愛すぎて、頬が緩みまくってる。
「社長！！私は今日からこの子専属の仕事をします！」
『阿呆か』
！ふえっ、ぅ...

国木田独歩
「社長これは違います」
「社長たるもの、幼女に寄られ集られでは面目が立たないというものです」
急いで貴女を背中の後ろにやり、捲し立てるように云う。
「なので、決して社長の御顔が恐怖を抱くような、」
うん、国木田、もう辞めてあげて。

福沢諭吉
「そうか、俺の顔はそんなに怖いか」
特にショックを受けた様子もなく、そそくさと部屋を後にする。
後日談。
『ねぇねぇ、昨日さ、福沢さんが2時間ずっと鏡と睨めっこしてたんだけど』
恥ずかしい噂が広まる。

芥川龍之介
「貴様、一応目の前に居られるのはポートマフィアの首領だ」
「場をわきまえろ」
『えっとね、まず”一応”って何？あと幼女に”場をわきまえろ”とは？』
目の前でわんわん泣く貴女に、”一応”社交辞令として”云っておく。

中原中也
「あぁ〜泣く泣くな！」
「また、息が詰まるぞ」
ポンポンと背中に手をやる彼。
小さい子の扱いは慣れっこです。
「首領、お気になさらないで下さい。この子は俺が見ます」
「えぇぇ！！やだ！！私が見るよ！！」

森鴎外
「あ〜ごめんねぇ！」
「怖くない怖くないよぉ！」
趣味の幼女に笑顔が止まらない彼。
その様子に更に貴女は泣き出す。
「泣かないでくれ給え〜...」
いつまで経っても泣き止んでくれない貴女にちょっとしょぼんとする。

坂口安吾
「...ということですので、種田長官。Aの世話は私がします」
顔を合わせる目的で、長官室に連れてきた彼。
種田長官の顔を見た途端に泣き出し、一言添えて直ぐに部屋をでる。
「...幼女に空気を読めなんて、酷ですか、」
『顔くらい拝ましてくれんのじゃのう』

＊感情が消えて、「怪我をしても痛くない、どうして痛いの？」と云った→←＊続き→貰って笑っていた

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