【文スト】文豪さん、反応記録帳。

＊感情が消えたけど、頑張って笑おうした ページ24

「...にぃ〜...」

中島敦
「ふふっ、Aさんいい感じです！」
回復が見えてきたAに敦くんもご機嫌。
「楽しい！とか、嬉しい！って時に笑うんですよ！」
？になっている貴女を見て、早とちりしたなぁと思う。
「...すみません、まだ早かったですかね」
それから毎日毎日貴女の方を見ては笑顔の練習をしてないか見る。

太宰治
「『にぃ〜』」
彼も同じ鏡に入ってきて真似をする。
...これで合ってるの？
「うーん、間違ってはいないね！」
どっちにしろ最近、Aの笑顔が沢山見れて嬉しい。
「その調子だよ」
自然に笑える未来が見えます。

国木田独歩
「何をしているんだ？」
Aがぎこちなさすぎて、一瞬何をしているのか分からない。
「はっ！！」
「そういうことか！」
天然炸裂。
貴女の努力に心做しか嬉しそうにしてます。

福沢諭吉
「練習か」
社長室から出てきては、貴女の隣の席に座りその練習を見学する。
「なかなか良いぞ」
その様子に、乱歩さんが
「A狡いぞ！！僕だって笑顔出来るもんね！」
笑顔大会が始まる。微笑ましい。

芥川龍之介
「僕にはよく分からん」
普段笑わない彼にとって、笑顔について語るのは難しい。
「樋口に見てもらうのが得策だろう」
「樋口を呼んでくる」
そう云って立ち去る。
暗い廊下を歩きながら、良かった、なんて思ってたり。

中原中也
「、笑えるようになったんだな...」
長い間ずっと見ることのなかった貴女の笑顔。
なんだかお父さんのような気分になります。
「これからが楽しみだな！」
ニコッとしてから、仕事を再開する。
でも、横でずっと笑顔の練習している貴女が気になって集中出来ない。

森鴎外
「なかなか進歩したんじゃないかい？」
首領の部屋で二人で話していた時に、頑張って笑おうとした貴女を見て云う。
「だいぶ元の君の笑顔に戻ったねぇ」
ずっと待ち望んでいた貴女の姿。
「リンタロウ！！」
そんなエリスちゃんの呼び掛けにも気づかない程に。

坂口安吾
「ちょ、ちょっと待ってください！！」
安吾の前には山積みの書類が。
急ぎの仕事があり、貴女の方に目をやれない。
が、貴女の貴重な笑顔が見たい。
「.....って、ぁぁぁ！後でもう1回お願いします！！」
バタバタと上司に書類を提出しに行く。
後で笑ってあげましょ。

＊感情が消えて、「感情はいるの？」と言った→←＊乱歩さんが、感情回復の異能力者の近くにいると知った

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