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*彼が泣いてる時に『私は何があっても貴方の味方です。だから抱え込まないで下さい』と優しく抱きしめながら云った ページ4

『私は何があっても貴方の味方です。…だから抱え込まないで下さい』

中島敦
「本当ッ、です、か…」
息も絶え絶えに言葉を絞り出す彼。
『…うん、私が隣に居るからね』
寂しくなった子供をあやす様な、そんな光景。
二人で幸せになれる筈。

太宰治
「ふふ、其れは困るね」
思わぬ返事に聞き返す。
「…だって、若し私が過ちを犯した時、誰が咎めるんだい?」
ほろほろと落ちる涙を隠す様にそっぽを向く。

国木田独歩
「…俺の味方の、お前を、傷つけるかもしれない」
プライドなんざ知ったこっちゃない。
今だけは貴女に縋りつく。
『その時は、私が上手く回避しちゃうから、いいよ』
彼の葛藤を包み込む様に、貴女が抱きつく。

福沢諭吉
「済まない、」
貴女の前で頼れる人でいなくては、と云う思いから謝罪を口にする。
「…違うな、有難う」
貴女の温かさにぎゅっと目を瞑る。

芥川龍之介
「何故、そんなに優しくする」
今にも零れそうな涙を気にもとめず問う。
『芥川が好きだから、だよ』
親指で零れた涙を拭う貴女。
「…そうか」

中原中也
「男の涙を女が慰めてちゃ、面目立たねぇな」
彼の髪を優しく撫でる。
『男も女も関係無いから、』
「、ぅるせ」
彼の涙を見れるのは、唯一貴女だけ。

森鴎外
「こんな調子じゃ、いずれ悪い男に騙されるよ」
自虐的に笑う彼。
『これからは首領にしか、騙されません』
その言葉に一瞬目を開くと、
「…そうだったね」

坂口安吾
「本当ですか、」
耳元で聞こえる少し震えた彼の声。
『嘘なんてつかないよ、』
普段とは違う弱々しい彼を優しく抱き締める。
「…有難うございます、本当に、」

*彼の異能を天使の様な笑みで云った→←*彼が嫉妬した



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作品ジャンル:アニメ
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もちのあじ(プロフ) - 零さん» だいたいそんな感じの意味です!これって、方言なんでしょうか…?笑 (2022年9月2日 13時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
- あんぽんたんって、バカって意味ですか? (2022年9月2日 9時) (レス) @page23 id: 7039285392 (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - りさん» 受け付けました!お時間いただきます! (2021年8月28日 9時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - もちのあじさん» 承知致しました。何時も明るい夢主の目に光が入っていなくふらふらとした歩き方をしている所を文豪が目撃したらというお話もお願いします、リクエストを何度もお願いしてしまい申し訳ございません。 (2021年8月28日 0時) (レス) id: cf64f53297 (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - 楸 弓さん» 受け付けました!リクエストが溜まっているので、少々お時間を頂きます! (2021年8月22日 20時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちのあじ | 作成日時:2020年6月21日 22時

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