【文スト】文豪さん、反応記録帳。五冊目

彼の前でえげつない拷問をした ページ24

「その心臓が動きをやめない限り…何回でも三途の川が拝めるよ、良かったね」

中島敦
「……」
とりあえず今日の夢に出てきそうなので、静かに目を塞ぐ。
…そうだ、アイツは異能力で大犯罪を犯した…そうして事件の一連の流れを遡って、納得させ始める。
一寸刺激が強すぎた。

太宰治
「分かるよ〜死にたいのに、死ねない気持ち！」
うんうん、と顎に手を当てながら、怯える男に顔を近づける。
「死の際でばらんすげぇむさ…ばらんすを取るのは、私達だけどね？」
二人で寄ってたかって拷問し始める。

国木田独歩
「安心しろ、お前が死ぬ事はない」
腕を組みながら仁王立ちする彼。
「……否…お前にとって、安心ではなかったな」
残虐な行いをした男に対して、慈悲の心なんてありません。

福沢諭吉
「…程々にしておくように」
そういってその場を立ち去る。
与謝野女医がいる限り、死ぬことはないし、男はそういうことをされても仕方の無い事をしでかしたから。
来世では正しい行いが出来るように、ひっそりと願う彼。

江戸川乱歩
「ねぇねぇ、これいつ終わるの？？」
彼の持ったラムネ瓶の中のビー玉が、カラカラと音を立てる。
「…！待ってて、喉乾いたでしょ、僕がもう一本持ってきて上げよう」
そういって、自分と分と合わせて持ってきたラムネをぐびぐび飲みながら、静かに眺める。

→→←＊彼にくすぐられた

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