リクエスト×【文スト】文豪さん、反応記録帳。十四冊目

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｢その件ならもうここに｣


芥川龍之介
「…全て目を通したのか」
貴女の姿を隠すほど山積みにされた書類に、感心してしまう彼。
数秒考えてから、褒められ待ちの貴女の頭を撫でる。


中原中也
「お、流石」
ペラペラと書類をめくって、丁寧にまとめられた内容に感心する彼。
「手前がいねぇと、俺はやっていけねぇな」
目を瞑って、そう小さく呟く。


森鴎外
「おや、この量を本当に君一人が？」
驚く彼の横で、誇らしげに笑う貴女。
「君、本当にすごいねぇ」
ご褒美に最近話題のスイーツを食べに行こうー！と、ルンルンで出かける二人。


坂口安吾
「…Aさんが部署異動にならないことを祈ります」
数ヶ月ぶりに定時であがった帰り道。
私結構使えるでしょう？と笑う貴女に、それだけじゃないんですけどね、と思いながら歩く彼。


フョードル・ドストエフスキー
「ふふ…これは...すごいですね」
彼が用件を口にした途端、目の前に出てきた書類に思わず笑ってしまう彼。
「有能な助手に恵まれて、ぼくは幸せ者です」
書類の文字を目で追いながら、視界の端でぼやける貴女の嬉しそうな顔に微笑む。


条野採菊
「流石Aさんです。事務仕事は猟犬トップなだけはある」
それ褒めてないでしょ、と頬を膨らませる貴女の手を取ると、そっと接吻をする。
「真逆...これでも伝わりませんか？」


末広鐵腸
「もう出来たのか。助かる」
書類の山からひょっこり顔を覗かせた貴女に、目をぱちくりさせるとファイルを受け取る。
「俺はこういった事は苦手だ、Aは凄いな」
純粋に褒めてくれる彼にむず痒くなる貴女。

＊貴女が不老不死だと知った→←＊書類仕事の得意な貴女が、一日でとんでもない量の書類を片付けた

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