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『私は誰にも必要ないっ、私なんか、死んだほうがいいんだっ』


芥川龍之介
「死ぬな」
「僕の許可無く勝手に死ぬ等、決して許さぬ」
彼の強い言葉が、貴女を引き留める。
怖がらせない様に羅生門で貴女を包むと、安全な場所へ。
「その許可が出る事は、生涯無いと思え」


中原中也
「手前の目は節穴か」
屋上を激しい風が吹き抜けて、彼のお気に入りの帽子がふわりと浮く。
其れを掴むと優しい笑みを浮かべながら、貴女に向かってゆっくりと歩き出す彼。
「仲間が待ってるぜ」


森鴎外
「そんな事を云わないでくれ給え」
少し悲しそうに笑うと、空を仰ぐ。
「...それに、死ぬには眩し過ぎる」
雲ひとつ無い快晴の元。
彼の腕の中に閉じ込められる。


坂口安吾
「ッ馬鹿なんですか!!」
突然声を荒らげた彼に、びくっと肩を震わせる。
「何より貴女を必要としている人間が此処に居るでしょう!!?」
体裁なんて知らない。
心から必要だと、叫ぶ彼。


フョードル・ドストエフスキー
「貴女がもし必要とされていない人なら...ぼくは一体何なんでしょう?」
ニコッと笑った彼に、ッ私が必要だから!と彼に叫ぶ貴女。
「...僕も、同じですよ」


条野採菊
「貴女が例え死を望んだとしても、私が死なせはしません」
エゴだろうと、何だろうと構いませんから、と冷静に伝える彼。
ボロボロ泣き始めた貴女を、優しく抱えてその場を後にする。


末広鐵腸
「俺と一緒に生きてくれないか」
真っ直ぐ伝えられたその言葉に、目を見開く貴女。
彼の手には小さく輝く指輪が。
「自分の事を必要としていないなんて、もう二度と言わせない」

*彼が貴女にストーカーをしていた→←*貴女が事務所の屋上で、泣き叫びながら柵を飛び越えた



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作品ジャンル:アニメ
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もちのあじ(プロフ) - ノアヰ・イヅナ・ヴァンパイアさん» 返信が遅くなりすみません!数ある作品の中から、見つけてくださってありがとうございます!これからもお互い頑張りましょうね! (9月25日 9時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
ノアヰ・イヅナ・ヴァンパイア(プロフ) - 初コメント失礼します!私は最近こちらの小説を見つけ、とても気に入ってしまいました!更新が来る度にいつも楽しく読ませていただいております!これからも頑張ってください!邪魔なコメントですが私も夢小説書いております! (6月10日 18時) (レス) @page11 id: de06029f04 (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - もちのあじさん» いえ赤いのとこだけみて停止中ですと作者様いってもタチの悪い人は再開って書いてますよね?と言いかねんのでよかったです (2022年11月25日 22時) (レス) id: 4d7646cafb (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - サキさん» 訂正するのを忘れていました!ご指摘ありがとうございます! (2022年11月25日 22時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - もちのあじさん» リクエストではありませんが赤いところが再開になり下がリクエスト停止になってるので読者が混乱するのでなおした方がいいと思いますよ? (2022年11月25日 17時) (レス) id: 4d7646cafb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちのあじ | 作成日時:2022年7月18日 19時

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