【文スト】文豪さん、反応記録帳。七冊目

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「えっと…」


芥川龍之介
「僕には容易過ぎて欠伸が出る」
一生懸命問題に向き合う貴女に、たまにアドバイスをする。
「疑問は早く潰す事だ」
そう云って、デコピンされる。
もう！と顔を上げると、普段見れない優しい顔が見れる。


中原中也
「こんなとこも判らねぇなんて、本当に授業聞いてんのか？」
不敵な笑みを浮かべる本人はよく寝てる。
「…でも、前より解くの早くなってんじゃねぇか」
揶揄いながらも素直に褒めてくれる。


森鴎外
「これはね、」
とても説明が上手で判りやすい。
明日もお願いしていい…？と控えめに尋ねると、
「勿論…報酬は楽しみにしているよ」
貴女が頼ってくれるのが、純粋に嬉しい。


坂口安吾
「ここは昨日もしたところですよ」
迷っている貴女に助け舟をだす。
「…そうです、よく出来ました」
そう云って、大きなはなまるを書いてくれる。
子供じゃないんだから、と笑うと子供みたいなもんでしょうと笑い返してくれる。


フョードル・ドストエフスキー
「その調子ですよ」
内容を教えるというよりも、精神的なサポート。
「前より出来る様になってますね、流石です」
貴女には褒めて伸ばすタイプの彼。
「明日もですか？しょうがないですね」


条野採菊
「…」
極力貴女の力で解いて欲しいので、迷い始めても暫くは黙ったまま。
「ここ、忘れてますよ」
それ聞いた貴女の顔が、ぱっと明るくなるのを想像して喜んでる。


太宰治(黒の時代)
「こんなのも判らなくて、よく入学できたね、君」
めちゃめちゃ毒を吐きながらも、ちゃんと教えてくれる。
「…うん、合ってるよ」
毒を吐かれるぶん、褒めてくれた時の反動が凄い。

＊手編みのマフラーをプレゼントした→←＊彼から勉強を教えて貰った(学スト)

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