【文スト】文豪さん、反応記録帳。七冊目

【お話について作者がお喋り＆解説】 ページ47

※本作ネタバレ注意

そろそろこのお話も八冊目を迎えます。
度々言っている様な気がしますが…信じられませんね。

飽き性の自分がひとつの事をここまで続けられるなんて…それもこれも、読んでくださる皆さんのお陰です！


突然ですが、私のお気に入りのお話、又は解説したいと思ったお話についてお話させて下さい！

物語を読む上で、それぞれの解釈で良いと思う一方、よりこのお話について伝えたい！という気持ちがあるのも正直なのです笑

息抜き程度に読んでくださると幸いです！



【彼が貴女に「自分が浮気をしたらどうする？と聞くと、「貴方の目の前で死ぬ」と無表情で云った】

中原中也
「潔い宣言なこった」
半笑いで答える彼。
「…俺も、手前と同じ事を宣言してやる」
唇が触れ合いそうな距離に近づく。
ぎゅっと目を瞑ると、接吻まで残り二秒。

作者何でしょう…やっぱり反社の方は危険な恋も似合っちゃうと言いますか。この中也も少し危険な香りがしますね。もし貴女が浮気したとすればきっと相手を社会的に抹殺すると思うんです。お気に入りポイントは「接吻まで残り二秒」謎のこだわり。


【貴女と彼の2人で高層ビルの屋上で敵と対峙している時に貴女が怪我をして気絶してしまい、そのまま屋上から落とされた】

太宰治
「ｯ…やっくれるね」
「中也！！！」
事前に元相棒に下にいる様、頼んでいた。
珍しく真面目にお願いをされて、中也は気味悪がりながらも素直に頼みを受ける。

作者結局は旧双黒のコンビって良いよねって事を再認識したお話です。貴女の事をならばと中也も頷きます。普段おちゃらけている人が、真面目になる瞬間。堅い人が気を緩める瞬間って良いですよね。ギャップ萌え。これに尽きる。


【貴女が悪口を言われて『その通りだわ。好きなように言えよ』と肯定していた】

綾辻行人
「A君、一つや二つ言い返してもバチは当たらないぞ」
平然としている貴女と彼に、居心地が悪くなって逃げ出す相手。
「君の無駄に座った肝も、ついでに分けてやったらどうだ」

作者悪口は自分に自信の無い人が強がるために吐く言葉だと、綾辻先生ならきっと理解していると思うんです。少し話は変わるのですが、外伝でキャラ化がされているとはいえ、ご健在の作家さんを書く時はいつもよりも緊張してしまいます。。皆さん!ご本人とは関係ありませんからね!それと、この二人の座った肝を私に分けて欲しい。

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