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*雪国出身の貴女が、ヨコハマでは毎日雪かきしなくていい事に泣いて感動した ページ37

「…雪かき、しなくていいなんて……」


中島敦
「…こんな寒いところで泣いたら、涙凍っちゃいますよ…」
苦笑いをしながら、マフラーに首を埋める。
「でも…Aさんが雪の中に立ってる姿…綺麗なんだろうなぁ」
恥ずかしい事を云った自覚が無く、のほほんとしている彼。


太宰治
「探偵社で一番雪かきが早そうなの、誰だと思う?」
せーので声を揃えて「「賢治君」」と合わさる。
おかしくなってくすくすと笑う二人。
「そう云うだろうと思ったよ!」
晴れ渡った空を背にふっと微笑む彼。


国木田独歩
「出社前に雪かきなんて御免だ」
パソコンから目を離さずにそう云うと、窓の外を見る。
「…まぁ、ここには雪で喜びそうな奴が沢山いるがな」
ポケットティッシュを取り出すと、ノールックで渡してくれる。


福沢諭吉
「…余程雪深い所に住んでいたんだな」
昔の事を思い出して、彼に話しているうちに笑顔が戻ってくる貴女。
「いつか私も行ってみたいものだ」
自然と貴女を笑わせるのが上手い彼。


江戸川乱歩
「え〜でも、雪って楽しいじゃんか」
冬に似合わぬラムネを飲み干すと、貴女ににこっと笑いかける。
「かまくらとか一緒に作ってみたいんだけど、どう?」
彼と一緒ならば、と頷いた貴女に笑顔で二本目のラムネを取りに行く。


綾辻行人
「ヨコハマに、雪かきが必要な程雪が降れば大騒ぎだな」
涙を拭け、とさりげなく自分の手巾(ハンカチ)を手渡す。
「君が雪かきか…」
えっさほいさと雪をスコップでどかしていく貴女を想像して、くすっと笑う。

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作品ジャンル:アニメ
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もちのあじ(プロフ) - 柏餅さん» ありがとうございます!!! (1月2日 21時) (レス) id: d62e2f2bb9 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅 - 神すぎます! (1月2日 12時) (レス) id: c21f6abdfc (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - つむぎさん» 遅くなってしまって申し訳ないです…!楽しんでいただけたようでなにより!八冊目もよろしくお願いします〜! (2022年3月14日 14時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ(プロフ) - リクエストしたもの読みました!やっぱりキャラそれぞれの反応がとても素敵で今回もすごく癒やされました!書いて頂き、ありがとうございます! (2022年3月14日 14時) (レス) id: 26eb3a6908 (このIDを非表示/違反報告)
もちのあじ(プロフ) - ルアさん» 受け付けました!ありがとうございます!頑張りますね〜! (2022年3月13日 15時) (レス) id: f3a193ffbe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちのあじ | 作成日時:2022年1月1日 21時

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