【文スト】文豪さん、反応記録帳。七冊目

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「その通りだわ。せいぜい好きなように云って」


芥川龍之介
「もう一度云ってみろ」
「貴様の手指を一本ずつ落とす」
怒り奮闘の彼。
自分が云われるよりも、貴女が云われる方が怒る。
警察沙汰にならないように必死に彼を宥める貴女。


中原中也
「おいおい、手前ら見る目がねぇな」
笑い混じりにそう帽子のつばを指であげる。
「その眼球、本物か確かめてやるよ」
その言葉が戦闘開始の合図。
貴方が止めると渋々攻撃を止める。


森鴎外
「…私のAに悪口を云われるのは、気分が悪いね」
乾いた笑い声を漏らす彼。
「早々に消え給え」
その言葉と共に、エリスが姿を現す。
”敵”は徹底的に潰す派。


坂口安吾
「こういうのは、聞き流すのが妥当ですね」
貴女と同じ目をして、相手を冷ややかな目で見る。
「…自分の事に関してはね」
自分の事を云われるのは慣れても、貴女の事を云われるのだけは許せない。


フョードル・ドストエフスキー
「言葉は、時に刃にもなり得ますからね」
ゆっくりと相手に近づくと、すーっと輪郭を撫でる彼。
「…その切っ先が自分に向く事も」
一瞬にして相手が倒れる。
貴女の敵は、即刻潰す。


条野採菊
「…本人はそう云っていますが、辞めておいた方が良さそうですよ」
柔らかい笑みがすっと消える。
「私の堪忍袋の緒が切れる前にね」
相手の心拍数の上昇を確認。

＊振り積もった新雪を無邪気に踏んだ→←＊貴女が悪口を言われて『その通りだわ。好きなように言えよ』と肯定していた

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