宝塚夢小説もしもあの人が恋人なら (ページ4)

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第3話Part2 ページ4

続き

女子1｢翔くん!? ど、どうしたの～？」
彩凪｢だから、お前ら後輩相手に何やってんだって聞いてんだよ。」
女子1｢べ、別になにも…」
彩凪｢何も無いなら、なんでAはこんな泣きそうな顔して床に座り込んでんだよ。
Aが中々来ないと思って様子見に来たらお前らの声が聞こえてきて、見てみたら後輩をいじめる同級生の姿。告白される前に先に言っとく。
俺はそういう人大っ嫌いだから。
今なら先生には黙っておくけど？」
女子2｢……っ!? い、行こっ!!」
女子1｢わ、わかったわよ！」

先輩達は顔を真っ赤にして出ていった。
私は彩凪先輩の姿を見つめていた…。

彩凪｢A、大丈夫か？」
A｢は、はい…。うぅっ、彩凪せんぱぁい！」

思わず彩凪先輩に抱きついて泣いてしまった。

彩凪｢もう大丈夫だから。俺の同級生があんなことしてごめん。怖かったよな…。
…なぁ、A…」
A｢な、なんですか？」
彩凪｢俺…本気でお前のことが、好き…なんだ…」
A｢…え？」
彩凪｢最初は正直、ちょうどいい後輩がいたなぁって思ってた。でも、だんだんそれだけじゃなくて、本気でお前が好きになって……。
俺と、付き合ってくれますか…？」

この瞬間、私の中にしまいこんでいた気持ちがこみ上げてきた。

A｢はい…。もちろんです…！
私も、彩凪先輩のことが大好きです…!!」
彩凪｢A…！俺もお前のこと、大好き…チュッ」
A｢んんっ!?」

その言葉は、私がずっと待ち望んでいた言葉で、すごく嬉しくて、彩凪先輩の唇が、私の唇に重なる…。

彩凪｢改めて、これからよろしくな！」
A｢はいっ!!」

今から私は、彩凪先輩の本当の彼女になりました！
彩凪先輩となら、どこまでも行ける。
私はそう胸に誓い、彩凪先輩と手を取り合って帰路へついた……。

fin…

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ついに終わりました！
これからは違うお話を書いていきますので、これからもよろしくお願いします！
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