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第3話 ページ3

朝、いつも通り学校にきた。
でも、何かが違う。
彩凪先輩の彼女のフリをして約1ヶ月。
私の彩凪先輩への気持ちが、少しずつ動き出している…

彩凪「おはよう、A。」
A「……。」
彩凪「A…?」
A「…はっ、はい!!」
彩凪「ぼーっとして、どうかした?」
A「ちょっと寝不足みたいで、ごめんなさい。」
彩凪「あのさ、今日放課後屋上に来てくんない?」
A「わかりました…!」
彩凪「じゃ、ちょっと用事あるから、また後で!」

彩凪先輩は爽やかな笑顔で走り去った。
なんだかいつも以上に彩凪先輩と話すの緊張したな…

この時はまだ知らなかった。
今日の放課後、あんなことになるなんて……


キーンコーンカーンコーン


掃除を終えて、屋上へ向かう。


女子1「宮崎さん、ちょっといいかしら?」
A「な、なんですか…? 私用事があって…」
女子2「いいから来い!」
A「きゃあっ!」

私は女子の先輩に腕を掴まれ、図書室に引き込まれた。

A「なにするんですか!」
女子2「アンタが毎日翔くんと仲良さげにしてんのが気に食わないの!」
女子1「いくら彼女だからってあんな見せつけなくてもよくない? 私達への嫌がらせなの?」
A「そんな……。 と、とにかく私は用事があるので失礼します!」
女子1「どうせ翔くんの所へ行く気でしょ?
…じゃあ、翔くんの所へ行ってもいいけど、条件がある。 翔くんの所へ行く代わりに、別れを言ってきてよ。」
A「どういうことですか…?」
女子1「だから、翔くんの所へ行くなら、もう付き合えないって言ってきてって言ってんの。 わかる?」
A「そんなことできません!! ……っ!」

私は先輩達の間をすり抜けて外へ出ようとした。
けれどあと少しのところで足ばらいをかけられて転んでしまった。

女子1「後輩のくせに先輩に逆らうつもり? 」
女子2「これ以上痛い目に合いたくないなら、さっさと私らに従ってよ。」
A「………。」

私は思わず黙り込んでしまった。

助けて…彩凪先輩…

彩凪「お前ら、なにやってんの?」
A「彩凪先輩!?」


長いので続きます!

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設定タグ:宝塚 , 夢小説 , 彩凪翔   
作品ジャンル:恋愛
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- オリジナルフラグ外しましょう。違反行為です (2018年7月4日 7時) (レス) id: 5834447329 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜月 雪姫乃 | 作成日時:2018年7月3日 22時

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