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第2話 ページ2

翌日

彩凪「あっ、来た。 おはようA。」
A「お、おはようございます……。
って、いきなりAって呼ぶのは……」
彩凪「その方が怪しまれないだろ?
ほら行くぞ。」
A「あっちょっと待ってください!」
私は彩凪先輩に手を掴まれた。

女子1「なにあの子、 彩凪くんと仲良さそうにして!」
女子2「彩凪くんとどんな関係なのよ!」

うぅ、周りの視線が痛い………

女子1「ちょっと彩凪くん? その子誰なの?」

彩凪「こいつ? 俺の彼女の宮崎A。」

………………。

女子達「な、なんですってぇ!!!」
しばらくの沈黙の後、周りの女の子達がいっせいに騒ぎ始めた。

新聞部員1「彩凪さん、付き合ってるとは本当ですかっ!?」
彩凪「本当だけど? 疑うなら……。 A」
A「はい? きゃあっ!!」グイッ

え、私今腰グイされた……!?

先輩は私の頬に手を当て、顔を近づけ目を閉じる。

まさか、き、キス!?
私は思わず目を閉じた。

うっすらと目を開けると、唇が当たりそうなほどの距離に彩凪先輩の顔があった。
寸止めしてくれているようだった。
寸止めとはいえ、先輩の口から漏れる吐息が唇にかかってもどかしい………。


パシャ!パシャッ!!

スっと離された彩凪先輩の顔は、また不敵な笑みを浮かべていた。

新聞部員2「一大ニュースだ!!」パシャッ!

A「ちょっ、写真はやめてください!」
彩凪「俺たちも暇じゃないんで、A、こっち来い。」
A「はいっ! 」
私はなるべく明るく返事をして、先輩についていく。


この日から私の毎日は、とても目まぐるしく、ドキドキに溢れた毎日だった。
彩凪先輩はちょっといじわるで、優しくて、時々彼女の「フリ」が、少し寂しく感じた……。


そして、彼女のフリをしてから1ヶ月が経とうとした時だった。
彩凪先輩が私に1度も言ったことのなかった、あの言葉を聞いたのは………。

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第2話終了しました〜!
長くても第4話までには終わらせますので、待っていていただけると嬉しいです!
よろしければ評価のほどよろしくお願いします。

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設定タグ:宝塚 , 夢小説 , 彩凪翔   
作品ジャンル:恋愛
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- オリジナルフラグ外しましょう。違反行為です (2018年7月4日 7時) (レス) id: 5834447329 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜月 雪姫乃 | 作成日時:2018年7月3日 22時

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