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そして翌日。昨日風邪で寝込んでいたルーシィもギルドにいた。
ナ「もう風邪治ったのか?」
ル「うん、絶好調!!!」
ハ「よかったねルーシィ!!」
ナツたち三人が話しているとギルドの扉のスグ近くでマカロフが怒りの声を上げた。隣りにはエルザが腕を組んでいた。
マ「こりゃあ!!ワシの大切な桜の木を引っこ抜いたのは誰じゃ!!町長はカンカンじゃぞ〜!!!」
「「………」」
ナツとハッピーの顔が真っ青になる。引っこ抜いた犯人はナツとハッピーのようだ。
『あ、マスター!!虹の桜の木、美味しかったです!!!来年も味見していいですか!!?』
マ「うむ、よいぞ。………まさかAが引っこ抜いたんじゃなかろうな?」
『私はそんなことしませんよ!あそこですよマスター。ほら、ナツとハッピー』
疑う目でマカロフはAを見ると、すぐに否定し、ナツたちを指差した。″おいA!!!″と叫ぶナツの声が耳に入るが聞こえないフリをするA。
マ「コラァ!!!ナツ!!!ハッピー!!!」
ナ「逃げるぞハッピー!!!!」
ハ「あいさー!!!!」
マカロフが怒りながらナツたちを追いかけ、ナツたちは全力疾走で逃げていた。それを見ていたギルドの者たちは笑い声を上げていた。
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作者名:友花 | 作成日時:2022年9月14日 11時