FTの世界に転生した少女の物語4【FAIRYTAIL】 (ページ26)

今日:22 hit、昨日:33 hit、合計:13,310 hit

175 ページ26

.

ナ「おーし、さっさと摘んで帰んぞ！！」

ハ「あいさー！！」

ナツたちは薬草を摘もうと手にかけると、上からナツたちの前に何かが現れた。正体は″ワイバーン″。通称″白ワイバーン″だ。どうやら薬草を独り占めする気のようで。

『ワイバーンだ…！！確かワイバーンの鱗って高く売れるんだよね？』

グ「そうだ。確かこういうのを一石二鳥とか棚ぼたってつーんだよな」

ナツとグレイは戦闘態勢に入りながらそう言った。ワイバーンは″ピクリ″と反応した。負けたら売られるかもしれないと察したのだろう。

『ここは私たちがやるよ』

エ「ルーシィたちは薬草を採取するんだ」

エルザは雷帝の鎧に換装し、Aも戦闘態勢に入った。エルザの指示に″え…″とルーシィはやりたくなさそうな声を上げた。

エ「頼んだ」

ル「はい！！やります！！喜んで！！」

エルザの有無を言わさない圧でやる気になるルーシィ。″可哀想に…″と内心で思うA。

エ「いくぞ！！A！！ナツ！！グレイ！！」

「「『おう！！ / うん！！』」」

四人はワイバーンに飛びかかる。Aたちの攻撃にルーシィは悲鳴を上げる。

ナ「火竜の煌炎！！！！」

ワイバーンに直撃するかと思えば、翼の風によって跳ね返されてしまった。これには全員が困惑の表情。ナツの炎がルーシィたちに向かっていってしまった。