FTの世界に転生した少女の物語4【FAIRYTAIL】 (ページ16)

今日:23 hit、昨日:33 hit、合計:13,311 hit

165 ページ16

.

グ「ったく、オレも読みが甘かったぜ…手短に真相を話す！！信じるも信じないもおまえらの自由だ！！！」

エルザ、ルーシィ、Aの三人が立っていた屋根の近くにグレイが現れた。どうやらマカロフとの話は終わったようだ。

グレイの話によると数年前にナツがイグニールを探して偶然″音無しの街″に訪れていた。ダフネのせいの隠匿魔法によって音無しの街の住民たちは影でしか存在を捉えられなくなってしまったのだ。

ナツは音無しの街の住民たちとドラゴンを操る者、つまりダフネを倒すという約束をしていたのだ。だがナツはその約束を忘れていたとのこと。

ル「わ、忘れてたぁ？そんな大事な約束を…！！？」

エ「全く、相変わらずにも程ががある！！！」

『だね。約束は守るものなんだから、忘れたらダメだよねぇ。でもよかったよ、グレイを信じて。ね、ジュビア！！！』

ジ「はい！！ジュビアはグレイ様を信じてました！！！」

Aはジュビアに笑いかけ、ジュビアは涙を流していた。そんな中でも、ダフネは″リザードマンver.3.1″を召喚してきた。

グ「A、ジュビア。二人はオレに着いてこい」

ジ「え！！？」

『何か考えが…？』

Aとジュビアはグレイの後を追った。着いた先はドラゴノイドの死角にある建物の上だった。