FTの世界に転生した少女の物語【FAIRYTAIL】 (ページ22)

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話によるとエバルーが逮捕されて契約が解除された為、次はルーシィと契約したいとバルゴ本人が言っていたらしい。ハッピーはバルゴは地面に潜れるから魔風壁の下を通って出られると思ったようだ。

エ「何！！？」

グ「本当か！！？」

ル「何でそれを早く言わないのよぉ！！！」

ハ「ルーシィがつねったから」

ハッピーの言葉にルーシィは土下座し即座に謝罪する。ルーシィはハッピーにお詫びする約束になり、ハッピーから鍵を渡される。

ル「我…星霊界との道をつなぐ者。汝…その呼び掛けに応え、門(ゲート)をくぐれ。開け！！！処女宮の扉！！！バルゴ！！！」

「お呼びでしょうか？御主人様」

処女宮のバルゴはピンク色の髪、そしてメイド服を着ていた。表情は豊かそうではないというのがひと目でわかる。バルゴの姿にルーシィは驚きの声を上げた。

ル「え！？誰…」

ナ「よお、バルゴ。激ヤセしたなおめえ」

バ「バルゴです。あの時はご迷惑をおかけしました」

ル「やせたっていうか別人！！！」

ﾊｰ「別人？」

バ「私は御主人様の忠実なる星霊。御主人様の望む姿にて、仕事をさせていただきます」

ナツが〝前の方が強そうだった〟と言うとバルゴは巨大化し、先程の可愛らしい姿から変わってしまった。その姿にグレイやハートたちも驚いてしまう。ルーシィは〝痩せた方でいいから〟と少し焦りながら言うと、バルゴは素直に元の姿に戻った。