検索窓
今日:5 hit、昨日:18 hit、合計:36,248 hit

薮家の朝 ページ3

光side

朝6:00。
俺の朝は早い。隣で寝てる宏太と双子を見る。双子の顔色を見て今日は元気そうで安心する。

さて、朝ご飯の準備するかな。

光 「今日はご飯と目玉焼きとウインナーと味噌汁でいいか。」

慧がいるから基本的に薮家はご飯なんだけど、双子の食好みに合わせてパンも多いんだよね。今日は慧は大喜びだな。
そんなことを考えてたら

慧 「おはよー。」

光 「おはよう。今日は早いね。」

慧 「ご飯の匂いがしてきたから起きた!」

光 「相変わらずだねぇ(笑)。みんな起こしてくるから準備しておいてくれる?」

慧 「ごはん以外を並べればいいの?」

光 「そう。お願いねー。」

そう言って2階に登ると裕翔が部屋から出てきた。

裕 「あっ、母さん。おはよう。」

光 「おはよう。1人で起きられたんだ。」

裕 「うん。慧ちゃんが起きて出て行ったから。」

光 「そっか。慧が朝ご飯準備してるから手伝ってあげて。」

裕 「了解。雄也とだいちゃん、頑張って!」

比較的に1人で起きれるのが慧と裕翔。一緒の部屋だから一緒に起きることが多いんだよね。手があまりかからなくて助かってる。
でも、ここからが大変なんだよなぁ。まずは宏太起こすか。

光 「宏太。起きて。」

宏 「うんっ。もう、朝か。」

光 「そう。慧と裕翔起きてるから、双子起こして下に行ってて。」

宏 「了解。雄也と大貴はいつも通りか。」

光 「おう。今から戦ってくる。」

宏 「頑張れー👍。…涼介、侑李。起きるぞ。」

侑 「…あーい。りょーしゅけ!」

涼介 「…もう、あさ?」

宏太が双子を起こしにかかったから、俺は部屋を出る。

次は難関の雄也と大貴の部屋へ。2人とも大の字で寝てるよ(苦笑)。

光 「雄也、大貴。起きろー。」

雄 「まだ、寝る、、。」

大貴 「むにゃ…、スースー。」

光 「おい、おきろ!起きないならもう、おかかおにぎりとオムライスは無しな。」

雄 「だめ!」

大貴 「…オムライス!」

光 「はい、おはよう。いい加減、1人で起きられるようになれよ。」

大貴 「なんか無理なんだよねー。これからもよろしく!」

雄 「よろしく!」

光 「はぁ、早く下行って朝ご飯食べろ!」

雄 「あ・さ・ご・は・ん!」

大貴 「雄也!いくぞ!」

バタバタと出ていった2人。もうちょっと静かに出来ないのかね。

隣の宮舘家よりは大変ではないと思うけど、毎日疲れます。

宮舘家の朝→←宮舘家



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
238人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いのふかゆとめめ | 作成日時:2023年3月26日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。