バーベキュー3 ページ15
向井side
バーベキューも中盤。たっちゃんたちはお肉あんまり食べへんから大人たちで食べたらあっという間やったわ。やからバーベキューの定番の焼きとうもろこしと焼きそば作ろうかな。
山 「俺も作るよ。ひかは動きすぎだからけいちゃんたちと
休憩してきて。」
八 「俺、大丈夫だよ?」
山 「(コソッ)薮くんも一緒に連れて行って。あの人もみんなを
まとめて疲れてるだろうから。」
八 「そういうことね。分かった。じゃあ、任せるね。」
そう言って薮くんを連れてたっちゃんたちの所へ光くんたちが向かった。
山 「はぁ、やっと、休んでくれる。」
向 「確かに光くんも薮くんも周りを見て動いてくれてました
もんね。」
山 「JUMPでも年上のメンバーで小さい頃はJr.をまとめてた
人だからね。しっかりしなきゃって思うのも分かるんだ
けど、もう俺らアラサーよ。もっと頼って欲しいよね」
向 「それ、わかります。グループのためにというのは分かる
けど、俺らにも頼って欲しいねん!」
山 「年下はそう思うよね。だから、今の時間だけでもけいち
ゃんたちで癒されて欲しいよね。」
と言ってたっちゃんたちの方を見ると光くんがけいちゃん、薮くんがたっちゃんを膝に乗せて座って楽しそうに話しておる。たっちゃんたちも笑顔だし、こっちが癒されるわ。
山 「焼きそば出来たよ。食べる人取っていって!」
JUMPさんもSnowManも、みんなでワラワラとやってきてなんだかおもろいな。みんなでくっついておるところは似てるなぁ。
有 「やまだー。けいちゃんたちは焼きそば大丈夫?」
山 「これ、大人用に味濃くしちゃったからやめといた方が
いいかも。とうもろこしは味付け薄いからこっち食べ
て。」
有 「了解!もらってくね!」
向 「涼介くん、詳しいっすね。俺も兄貴の子どもおるけど
こんなに詳しくあらへんから尊敬です。」
山 「姪っ子がよく俺んちに遊びにくるんだよ。だからかな」
あれだけあった食材もほとんどなくなったからデザートやな。夏やしスイカ買ってきてん。みんなに渡したら嬉しそうに受け取ってくれて食べてくれた。ただ、けいちゃんだけ手を出さへんのよな。
伊 「こじ、こりぇいらにゃいの。めーんね。」
八 「けいちゃん、スイカとかメロン苦手なんだわ。」
また1つ、けいちゃんのこと知れてうれしいわ。
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作者名:いのふかゆとめめ | 作成日時:2022年9月20日 20時