episode2 君 ページ2
ガラガラガラ
勢いよく教室の戸を開けると、
さっきまでうるさかった喋り声が一気に静まり、小声のコソコソ話になった。
どうせ、俺の噂でもしてるんだろ?くだらねぇ...
俺は迷わず、窓際の一番後ろの席に腰掛け、外を眺めた。
男子C)「なぁ...座る場所ってどこでも良いんだよな...?」
女子C)「大神さんの前と右....特に右は避けたい...」
女子D)「ね、ねぇ!誰が座るのよ....」
男子D)「お、俺は嫌だぞ!!まだ...まだ死にたくない!!」
黒板の近くで、大人数のやつらがこちらを見ながら小声で相談している。
大和)「.....チッ」
ほら、結局こうなるんじゃねぇかよ....
イライラしながら、外を見ていると
一人の女子生徒が近付いてきた。
そう。他の誰でもない_____
君だ________________
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にぎわう人の群れをかき分けて、やっとクラス表の目の前に立った。
銀次)「おい!!美琴だけ2組だぞ!!」
美琴)「マジかよ?!....って3組じゃねぇかコロスゾ」
こちらは、「月宮 美琴(ツキミヤ ミコト)」!クールな性格だけど、友達思いな女の子!!
銀次)「まだ死にたくねぇよ...!姐さん!!」
こっちは、「藤堂 銀次(トウドウ ギンジ)」!ムードメーカーな男子!!
A)「これで何連続、同じクラスなんだろうね...(笑)」
私達、3人は!!幼稚園からずーーーーっと一緒の、いわゆる幼馴染です!!
クラス確認を終えた後、1−3の教室に向かった。
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めろんそーだ☆(プロフ) - めっちゃ面白いです!頑張ってください! (2015年3月25日 21時) (レス) id: 2c553a5e97 (このIDを非表示/違反報告)
む〜む〜(プロフ) - 面白かったです!頑張ってください(●´ω`●) (2015年3月25日 20時) (レス) id: d269b2b658 (このIDを非表示/違反報告)
シロ - 応援(^∇^)頑張ります(≧∇≦) (2015年3月25日 18時) (レス) id: 030f43938d (このIDを非表示/違反報告)
シロ - 面白かったです(≧∇≦)これからも頑張って下さい\(//∇//)\応援してます(^∇^) (2015年3月25日 18時) (レス) id: 030f43938d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えもん x他1人 | 作成日時:2015年3月23日 18時