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目的のハビナ商店街、今はほとんどシャッター街。いかにも呪霊が溜まりやすそうな場所。

伊地知「低級の群れが確認されたので、狗巻二級術師にはその祓いをお願いします。」

棘、いないけど

伊地知「って、あれ?!狗巻術師?!」

そこの店で買い物してるよ。

憂太「何買ったの?」

憂太「のと薬?」

まあ、棘が任務の前に買うって言ったらそれだよね。

伊地知「Aさんはどうされますか?一緒に行かれますか?」

貴女「いや、いい。今回は棘がいるし、私は伊地知さんと一緒に待つよ。」

伊地知「そうですが、では帷を下ろします。」

貴女「憂太!棘!油断するなよ。」

棘「しゃけ!」

憂太「うん!」

帷が降りて二人が見えなくなる。

貴女「ねぇ、伊地知さん。」

伊地知「どうしました?」

貴女「私、二人ともちゃんと帰ってくるよね?」

伊地知「心配なさならくても、お二人とも強いですから大丈夫でしょう。」

貴女「たまに怖くなるんだ。みんな、どこかに消えちゃいそうで…。」

伊地知「安心してください。私ももちろん彼らも五条さんも貴女の味方ですから。」

貴女「そうだね…。ありがとう“潔高”。」

伊地知「久しぶりに名前、呼んでくれましたね。」

貴女「やっぱりこっちの方がしっくりくるけど、健人には敬称つけろって言われた。」

伊地知「私はどちらでもかまいませんが、そう言った悩みは五条さんに直接した方が喜ばれるかと。」

貴女「悟には心配かけたくないんだ。別に潔高ならいいとかじゃなくて!えっと…」

伊地知「わかっていますよ。でも、貴女と五条さんは昔から家族や恋人とは違った絆を感じるので、そのくらい気にすることもないのでは?」

貴女「そうだね。私に家族はもういないけど、悟とは……。そうだね。血よりも固い絆で結ばれてるって信じてるよ。」

伊地知「ええ。Aさんがもう少し五条さんに素直になってくださったら、こちらとしても嬉しいのですが。」

貴女「ごめんね。悟に無茶振りさせられてるの知ってる。いつもありがとう、潔高。」

伊地知「気になさらないでください。(もっと言って)」

昔から硝子も潔高も健人も私のことを大事にしてくれた。悟が助けてくれたのはそうだけど、私はみんなが育ててくれたと思ってる。

貴女「っ?!潔高!!帷下ろして!!早く!!」

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わァ〜… - ⸜(*ˊᗜˋ*)⸝凄いですね!この小説!今14まで行ったんですが最後ら辺の「目隠しだけは」の後の所が「めてよ」と書いてあります!修正ですかね? (2023年1月22日 23時) (レス) @page16 id: aff6f0444c (このIDを非表示/違反報告)
雪菜(プロフ) - 莉緒さん» ありがとうございます! (2022年2月14日 16時) (レス) id: 5ee493087a (このIDを非表示/違反報告)
莉緒 - コメント失礼します。話がとてもどタイプでした!!続きが楽しみです! (2022年2月13日 3時) (レス) @page42 id: e8a57b3ea6 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(くれは) - 続きみたいです (2021年6月15日 18時) (レス) id: 605309b64c (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵(プロフ) - 原作沿い読んでみたいです! (2021年3月2日 0時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪菜 | 作成日時:2021年2月12日 9時

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