十話 ページ12
傑「じゃあ、君は今その組織にとってはお尋ね者ってわけだね。」
貴女「だから交渉に来たの、私を高専側で雇わないかってね。」
ここにいれば簡単に手出しできない上、仕事は絶えず入ってくるしね。
?「相変わらずだな。髏々宮A。」
来たきた…。
貴女「そこは昔よりいい女になったと言って欲しいわね。久しぶり、夜蛾さん。」
最後にあったのは一年…いや半年前かな
夜蛾「また裏の依頼を受けていたのか?」
貴女「まあそうなるね。」
夜蛾「はぁ。全く。場合によっては高専に私から推薦してもいい。」
貴女「で、何をすればいいわけ?」
夜蛾「一つ、裏切らないこと。二つ、術師として働くこと。この二つを守れるのならこちらから推薦しよう。」
貴女「なんだ。簡単なことじゃない。」
夜蛾「一つ目には高専以外からの組織及び個人からの依頼を受けないことも含まれている。それでもか?」
貴女「ええ。私は構わないわ。ただし、一つお願いがあるの。」
夜蛾「なんだ?内容によるが。」
隣に座っている雄の首に手を回し引き寄せる。
貴女「雄の任務には私が同行する。この子は私が育てる。戦闘も精神面もね。」
雄「えっ?」
夜蛾「灰原が承諾すれば構わん。」
雄「えぇー。」
貴女「だそうよ。雄、もちろん受けてくれるわよね。命の恩人の私のお願いなんどから。」ニコッ
雄「…はい。」
貴女「うん。いい子。」
肩を落とす雄の頭を撫でる。
やっぱり犬みたい
終わり ログインすれば
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ラッキー - はじめまして。神小説堀当てて舞い上がってる者です。これからも更新待っています。頑張ってください。 (2021年3月5日 23時) (レス) id: 26b27daa61 (このIDを非表示/違反報告)
真柴白(面白い)♪ - 中々見ない小説のタイプですが!!面白そうですね。更新待ってます!!! (2021年3月2日 4時) (レス) id: b8cb4c9ad0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪菜 | 作成日時:2021年2月18日 12時