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催眠術開始
｢目の前にいるのに映らないんですね...さぁ、どうぞお座りください、さっそくかけていきましょう！｣
『ｵｰ、』
｢次はあなたかな、目瞑って力がすぅっと抜けていくよ...｣
『...』
｢肩の力、腰の力、背中の力、どんどん抜ける、頭の中がぼーっとしてきて、十文字幻斎の声を聞いてるだけですごい気持ちいいぼーっとしてきて、朝寝ぼけた感じで目が覚めるよ１つ、２つ、３つ、おはようございます｣
『...』
｢顔が...ぼやーっとしてるめっちゃ気持ちいいでしょ？｣
ki｢お湯に浸かってるみたい｣
｢人によってはね、水の中に入ってて水の上から声が聞こえてるみたいにふぁーってなる人もいる、すごい気持ち良くないですか？｣
『...ﾝ』ki｢なんか...そうっすね...｣
kg｢声ちっちゃ！｣
｢いやいや、だって寝起きですから、そりゃそうですよね｣
kg｢そうですよね...｣
｢手横にだしていただいて、そのまま振ります、そのままガチッと組んでいただいて、組んだら顔の前で、真ん中はしっかりと閉じてください、そのまま、この接着剤塗って、この接着剤乾いたら、この指はどうなりますか？１つ２つ３つ！もう離れないでしょ？｣
ki｢マジだ！うそ！？ヤバイ！｣『...ﾎﾝﾄﾀﾞ』
｢せーのって言ったら、腕伸ばしてください、これでもう腕曲がりません｣
『ﾝｰ,...ﾎﾝﾄｳﾀﾞ、ﾏｶﾞﾝﾅｲ』
mc｢固い気がするー｣ki｢ええー！？｣
｢解きますねー、｣ﾊﾟﾁﾝ
｢これで動くはずです｣
ki｢あっ、動くー｣『ｳｺﾞｲﾀ』
｢えっと、かかる、かかる、かかる、かかる、ちょっとかかりにくい｣
｢皆さん気づきました？お尻の下に接着剤があったことに、もうたてなくなってると思いますが、たってみてください｣
『ﾀﾃﾅｲ』mc｢立とうと思わない｣
kg｢え、、わたくし帰った方がいい...?｣
kg｢四季さん！｣ﾋｮｲ
『...ﾝｱｴ?』
kg｢ダメだ｣
｢この音一発で動けるようになります｣パン
｢...もう立てますよね？｣
mc｢ああ、立てるわ｣
ﾋｮｲ
kg｢何でなんで！？｣
mc｢何で立ったんですか？｣『...』ｼﾞｰｯ
kg｢わたくし今咎められてる？四季さんその無言の視線やめません？｣
『...』
｢今立ちましたよね？膝を叩くんですよ、トントンってそうすると膝って曲がらなくなるんです｣
mc｢あっ、固い｣『ｳﾝ』
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作者名：紫音さん x他1人 | 作成日時：2023年8月28日 0時
