今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:32,355 hit
小|中|大
其の五十三 ページ4
愛染side
中「手前…また腕上げたなァ?」
貴「自主練は欠かさないから」
私のはなった何気ない言葉に部下たちがどよめく。
中「心底驚いてるみてェだが…どうした?」
黒1「いえ……愛染幹部はいつも忙しそうにされているので…一体どの時間を使っていらっしゃるのかと…」
貴「簡単だろ?そんなの。ちょっとした空き時間があれば練習なんてどこでも出来る」
中「まァ…手前は昔っから"やり過ぎる"奴だったがなァ?」
……そんな目で見ないで欲しいんだけど?
中「ま、自分らで出来ることをしろってこったな」
私は頷いて、改めて部下に目を向ける。
貴「中也、態々済まなかったな。」
中「んや?いい体験ができたぜ」
貴「これからいつもどおり体術を教える。
準備してくれ。でき次第始める」
部下たちは一瞬押し黙り、そして顔を上げた。
黒『はい!!』
いい返事。
私は口角を上げた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
112人がお気に入り
112人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さくらもち | 作成日時:2018年9月9日 21時