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其の六十八 ページ19

中原side

仕事が終わった帰り道。

Aと二人、並んで歩く。

貴「………お疲れ様」

中「おォ。……明日なンだってな?」

貴「んー…」

曖昧に頷きつつもこちらを見ないA。

中「手前の事だから怪我を負う、なんてヘマはしねぇだろうがよォ………」

不思議に思ったのか、Aは俺の顔を覗く。

その顔を両手で挟むと、「ぶぇ!」と可愛げのない声を上げたり。

中「……手前の帰りを待ってる奴が居るって事を忘れんじゃねェぞ」

貴「……しょれはちゅーやのこと?」(それは中也のこと?)

俺は答えず、手を離してまた歩き出す。

貴「照れてやーんの」

クスクス笑いながら、俺の指に指を絡め、手を繋ぐA。

中「……晩飯何が良い?」

貴「其れは私の台詞。」

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 中原中也 , ポートマフィア   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:さくらもち | 作成日時:2018年9月9日 21時

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