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其の八十四 ページ35

Aside

翌日、書類整理をしようと自室へ戻っている途中、反対側から来た少女と目が合った。

目が合うなり綺麗な角度でぺこりとお辞儀をした彼女。

確か名前は‥‥

貴「‥‥泉、鏡花、か。」

彼女はこくり、と頷く。

貴「殺戮の異能、だったか。‥‥‥仕事で一緒になればよろしく頼む。」

異能、という言葉を口にした途端、泉の纏う雰囲気が変わったが敢えて触れないでおこう。

其のままの姿勢を崩さない彼女の横を通り自室に戻った。

貴「‥‥35人殺し‥‥か。」

ぽつり、と呟いたその言葉は部屋に消えた。

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設定タグ：文豪ストレイドッグス , 中原中也 , ポートマフィア   
作品のジャンル：アニメ
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作者名：さくらもち | 作成日時：2018年9月9日 21時

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