硝子玉のリクイッド JW紫×桃♀ (ページ4)

今日:5 hit、昨日:15 hit、合計:26,982 hit

No.4 ページ4

あのパーティーから１ヶ月

あの後すぐに濵田さんに連絡をした

そこから、毎日のように私がする連絡を、こまめに返してくれる

「これって脈アリって事やんな」

『はいはい、そうやな』

「ちょっと、智子、酷ない！そのどうでもいい感じ」

『もう、その濵田さんの話は聞き飽きました
それよりわたしと電話しててええん？
今日はその、濵田さんとの初デートやろ？』

「うぅ…やって緊張してるんやもん」

『デートで緊張してるのんちゃん初めて見るんやけど』

「やって…濵田さんホンマに素敵なんやもん
ねぇ、私、大丈夫かな…」

『初対面で告白したのに今更やろ
それにのんちゃん美人やから大丈夫やで
自分に自信もってや！』

「智子…うん、ありがとう
行ってくるね！」

そのまま通話を終了し、一度鏡を覗き込む

「大丈夫…今日も綺麗…なはず…」

やっぱり少し緊張しているのか、自信なさげな口調になってしまう

でも、これ以上家におったら、待ち合わせの時間に遅れてまうからともう一度気合を入れて出かける