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No.24 ページ24
智子の真っ白な頬へ
「ちょっ、りゅーせー！」
頬に俺からのキスをされ
驚きの声を上げる智子
「ハハ…ごめんて、ちょっとしたイタズラやん」
「んもう、ホンマに…」
「帰りに智子の好きな甘いもの買ったるから許してや」
甘いものの話を出すと、少し怒っていた智子が笑顔になる
「うん、しゃーないから許したる」
「おおきに、なら、帰ろか」
「うん…ってキャッ！
えっ、大ちゃん！？」
智子の機嫌が直り、2人で歩き出そうとしたところに、先程、俺をこれでもかと睨みつけていた幼馴染くんが間に割って入る
しかも丁寧に智子を自分の背中に隠すようにして
そして大きな声で叫ぶように宣言された
「お前になんか渡すか！智子のこと俺の方が好きやからな！」
真っ赤になる智子
相変わらず敵意むき出しの幼馴染くん
思わずケラケラと笑ってしまう俺
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作者名：ルナ
| 作成日時：2021年11月1日 15時
