−516− ページ16
Aside
そして2日後、朝から賑やかな声が玄関で響く
皆「こんにちはー!」
A「よく来たね皆。元気そうでなにより」
炭治郎「ああ!お招きありがとうAさん」
禰豆子「Aさーん!会いたかったです!」
善逸「Aさぁぁん今日も美しいですn…ぎゃあああ炭治郎やめてっ!」
伊之助「遊びに来てやったぞ!」
A「ハハ、ありがとう。さぁとりあえず上がりなさいな」
皆「おじゃましまーす!」
禰豆子と手を繋ぎ屋敷の中へと案内する
そして泊まる部屋に着いた時
禰豆子「私、Aさんと一緒に寝たい!」
善逸/炭治郎「え!!」
A「ああ勿論」
禰豆子「やった〜!」
A「どうした二人とも、顔がすごいぞ」
善逸「お、おお、おれ、おれれ、俺も一緒に寝たいぃぃ!!女の子二人に囲まれていい匂いする中で眠りた((ドカッ」
禰豆子「善逸さん!?」
騒ぐ善逸くんに手刀をしたのは炭治郎で
その赫い瞳は私の瞳を捉える
炭治郎「…俺も…Aさんと寝たい、」
A「!」
禰豆子「(まぁ///)ふふ、じゃあ皆で寝よう!」
A「そうだな、皆で寝ようか」
炭治郎「いいのか!?」
A「ああ」
そして誰が誰の横に行くかと戦争になって
伊之助|炭治郎|私|禰豆子|善逸の順に決まった
沢山話してご飯を食べてお風呂に入って
皆と過ごす一日はあっという間に過ぎて
A「…(眠れない。変に目が冴えているな)」
眠れずに静かに布団から抜け出し
縁側に腰掛ける
澄んだ夜の空に綺麗な満月が輝いている
ゆっくりこうして見るのは何時ぶりだろうか
A「本当に…終わったんだな」
未だに実感が沸かず鬼殺隊が解散になってから数日は
皆癖で夜隊服に着替えたりしていた
面白かったなぁ…なんて考えていると
ふわりと肩にかかる市松模様の羽織
炭治郎「冷えるぞ」
A「ありがとう炭治郎」
炭治郎「眠れないのか?」
A「ああ。変に目が冴えてな」
炭治郎「…眠るのが怖いか、?」
A「…君は何でも分かるんだな」
眠るのが怖い、それが一番の表現だ
A「眠ってる間に寿命が尽きて死んでいたらと思うと、がらにもなく怖くてな。眠れない」
炭治郎「…。じゃあ俺の布団で一緒に寝よう」
A「なっ…」
ギュッと私の手を握って見つめる瞳は真っ直ぐで
気づけば首を縦に振っていた
215人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メア様推しの人 - これって現在パロ?てないんですか? (6月2日 16時) (レス) @page45 id: b2dbf5b4a0 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - たまたま見つけたお話でこんなに泣くとは思いませんでした!素敵な作品でとっても感動しました。続編見てきます! (5月23日 19時) (レス) @page45 id: 87b97eb6cb (このIDを非表示/違反報告)
らら - ほんっとに小説で泣けない私なのにぼろなきしちゃうくらい素晴らしい作品をありがとうです!!今から全力で現代読んできます!! (2022年1月1日 16時) (レス) @page45 id: 593b9c77e0 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - ミラー☆さん» ミラー☆様!わぁぁぁ!ありがとうございます!手紙のところは私なりに力を入れた部分なので、そう言っていただけて本当嬉しいです!🙏✨こちらこそ、一章から九章まで読んでくださり、ありがとうございます! (2021年9月28日 1時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - 凛華さん» 凛華様!ほっ、本当ですか…!?めちゃくちゃ嬉しいです…😭そう言って頂き、本当にありがとうございます! (2021年9月28日 1時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Yu-grena | 作成日時:2021年2月13日 23時