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炭治郎side


簪がAさんの頭で揺れる

光に反射してとても綺麗だ




炭治郎「Aさん、俺しっかり傷が治ったら家に帰るんです」


A「……そうか」


炭治郎「Aさんは、どうするんですか?」


A「あー.....自分の屋敷に帰るよ。残り短いからな」





あーと溜めた時、大概考えてなかった返事だ





炭治郎「もし、Aさんが良かったら、俺達と暮らしませんかっ!!」


A「・・・へ?」


炭治郎「そのっ、えっと、Aさんの残りの時間、俺にくれませんか!!俺達と一緒に暮らしませんか!絶対寂しくさせないので!」


A「いや、お、ちょっと情報量が多すぎるな」


炭治郎「ハッ!す、すみません…」




一気に話したせいかAさんの顔が

飛んでもなく引いた顔をしていた





A「…でもお邪魔していいのか?」


炭治郎「え?」


A「せっかく生まれ育った家に帰るのに、、私も増えて大丈夫なのか?」


炭治郎「勿論です。俺は…貴方と過ごしたい、貴方の残りの時間を俺に使って欲しい」


A「フッ…プロポーズみたいだな」


炭治郎「あっ...///…でも、俺はそのつもりだ」


A「……ありがとう、でも私は…自分の屋敷に帰るよ。色々、まとめなければいけないから」


炭治郎「そうか…なら遊びに行ってもいいか?」


A「勿論だ、皆でも遊びにおいで」


炭治郎「ああ、貴方に会いに行く」


A「ハハハ、一気に大人になったなぁ。本当に15歳か?」


炭治郎「15歳だ!」





それから沢山話をした

俺が寝ている間の出来事や

不死川さんと玄弥がちゃんと仲直りした事

甘露寺さんと伊黒さんが恋仲になった事

そして元気な声が響く





禰豆子「あ、お兄ちゃーん」


炭治郎「禰豆子、どうした?」


禰豆子「そろそろ帰る用意しなきゃ…ってAさん!」


A「おわっ、禰豆子は元気だなぁ」


炭治郎「いきなり抱きついたら危ないぞ」


禰豆子「私だってAさんに引っ付きたい!」


A「アッハッハ、人間に戻って良かったよ」


禰豆子「はい!あ、Aさんも一緒に帰りましょう!」


A「…ごめんな、私は自分の屋敷に帰るよ」


禰豆子「えぇー…分かりました、遊びに行きます!」





禰豆子の返事を聞いて全く同じ会話だなと

Aさんと顔を見合わせて笑った

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メア様推しの人 - これって現在パロ?てないんですか? (6月2日 16時) (レス) @page45 id: b2dbf5b4a0 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - たまたま見つけたお話でこんなに泣くとは思いませんでした!素敵な作品でとっても感動しました。続編見てきます! (5月23日 19時) (レス) @page45 id: 87b97eb6cb (このIDを非表示/違反報告)
らら - ほんっとに小説で泣けない私なのにぼろなきしちゃうくらい素晴らしい作品をありがとうです!!今から全力で現代読んできます!! (2022年1月1日 16時) (レス) @page45 id: 593b9c77e0 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - ミラー☆さん» ミラー☆様!わぁぁぁ!ありがとうございます!手紙のところは私なりに力を入れた部分なので、そう言っていただけて本当嬉しいです!🙏✨こちらこそ、一章から九章まで読んでくださり、ありがとうございます! (2021年9月28日 1時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - 凛華さん» 凛華様!ほっ、本当ですか…!?めちゃくちゃ嬉しいです…😭そう言って頂き、本当にありがとうございます! (2021年9月28日 1時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Yu-grena | 作成日時:2021年2月13日 23時

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