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貴方side
なんで私が彼についていかないといけないの？
まぁいいか…何かあれば殺せば…いや、逃げれば
貴「奢ってくれるなら」
沖「分かりやした。」
お、本当に奢ってくれるのか
「ありがとうね、またおいで」
おばさんにお礼を言って沖田総悟という青年について行く
沖田「お前、ほんとうに苗字ねぇのかぃ？」
貴「はい」
沖田「ほぉ…なら可能性大ですねぃ」
貴「？」
目の前の男に警戒心を保ちながら歩く
もちろんミーシャも。
沖田「改めて真選組1番隊隊長沖田総悟でぃ」
貴「そうなんですか。私はさっきも言いましたけどAです。」
夜狐であることは言わなかった
夜狐は絶滅したとされている種族だから生き残りがいるとなったらすぐに殺されるだろう
え、なんでかって？
それは…
沖田「ほら、着きやしたぜぃ」
目の前には男臭そうな建物
ここ入るの？と首を傾げるとそうだ。というような目をされた
遠慮なく入ると黒い髪型のタバコ臭い野郎がいた
？「あ？誰だテメェ。総悟の彼女か？」
貴「初めまして。彼女じゃありません、Aと言います」
土方「真選組副長の土方十四郎だ。総悟、こいつはまさか…」
総悟「そうでさぁ…*苗字のない絶望の少女*だと思いまさぁ」
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作者名：雪菜 | 作成日時：2018年6月9日 5時
