放っておけなかった【鬼滅の刃】 (ページ2)

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雪山ページ2

貴「まだ山にこんなに雪積もってたんですね」

私たちは次の任務にむけ雪山を歩く

しっかし、冨岡さんの歩くスピードは相変わらず早いなあ

私が柱になる前も、こうやって一緒に肩を並べ歩いたことがある。

その時も、互いに歩いてるだけなのにどんどん距離が離れていくのだ

でも今は冨岡さんのペースにも慣れてきて、苦を感じず歩くことができる、成長成長！

貴「んー、だいぶ暗いですね。今日は野宿ですかね」

私が足を止めると、冨岡さんも足を止めこちらを振り返った

冨岡「あぁ、、」

貴「近くに宿も無さそうですし。困りましたね、流石に雪の上では寝れないでしょう」

冨岡「俺は平気だが」

冨岡さんがそう言う

貴「そうですか？私は寒いと感じることはないので、冨岡さんがよければここらで休みましょうか」

私の隊服はノースリーブになっており
羽衣を脱げはすぐに肌があらわになる

でも寒くないのだ、氷の呼吸は便利。

でも、やはり冨岡さんも少しは寒いだろうと思い火を焚き周りの雪を溶かす

広範囲に見えるようになった地面。
これなら冨岡さんも座れるだろう

地面を見た冨岡さんはトコトコと歩き素直にそこに座る

貴「雪うさぎでも狩ってきましょうか？」

冨岡「、、、」

何も言わないが、多分好きにしろって意味だろう。

私は黙って森の奥に入ってった

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貴「ただいま戻りました！」

私は片手にうさぎを持ち冨岡さんのところに帰った

懐(ふところ)からナイフをとりだしさばいていく

さばいた肉を火にかけいい匂いが漂う

貴「どうぞ、冨岡さん。」

熱いので気をつけて、と冨岡さんに串刺しを渡す

冨岡「感謝する、、」

貴「ありがとう。って言えないんですか？」

私は自分の肉を息で冷ましながら言う

冨岡さんはこちらをじっと見る

冨岡「あ、ありがとう。」

貴「どういたしまして。」

たまには野宿もいいですねえ。

そんな夜だった

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