白血球の紅一点【はたらく細胞】

人の事言えるか ページ33

白「ただいま……」





貴「おかえr……」




いつもの休憩部屋で




白の珍しい単独行動に驚きながらも白が帰ってくるのを待っていたら白が帰ってきた









しかしその姿に私は思わず目を見開く





白「あぁ……すまないな。血だらけで」




貴「そ、それ！返り血だけじゃなくて白の血も混じってるじゃん！」






白「っ……悪い。」








貴「ひ、ひとまず洗うよ。」





白「あ、あぁ。すまない……」




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ジャーーー





と洗剤水を白の頭の上からかぶせる





貴「し、しみない？」




白「あぁ大丈夫だ。」






ゴシゴシとたわしなどで取れにくい血をとる






もちろん傷は避けて





貴「人に優しくするより自分に優しくしなさいよ」



白「あぁ。」




貴「私が怪我したら怒るくせに……後でたっぷり2人でお話するからね」




白「あぁ。覚悟しとくよ」





白は目を瞑(つむ)りながらニコッと笑う





その顔があまりにも可愛すぎて……




貴「〜っ！何笑ってんの！お説教なんだからね！」




白「分かってるよ…」






数分間洗い流して傷口を見る









貴「ん、タオルで拭いたら部屋入ってきて。手当てするから」





白「あぁ。ありがとうな」





そう言ってタオルを受け取る







私ら先に部屋に戻って救急箱を用意する

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