記録2「専属メイドになりました？｣ ページ3
コンコンっ
gr「入れ」
『失礼いたします』
コツコツコツ
靴の音が響くくらい静かな部屋、総統様の元まで歩いていく。誰にでもこんな状況は緊張するのだが、Aは涼やかな顔で総統様の机の前までやって来た。
総統様の隣には書記長が立っており、机の前にはAと同じように呼ばれたのか、もう1人メイド、クレアが立っていた。
gr「A、クレア、よく聞け」
「『はい』」
gr「お前達には、明日から専属メイドになってもらう」
クレア「！…はい！」
『…ぇ？』
クレアは表情でわかる通り、そのことに喜んでいるようだった。けれど、Aは喜ぶ前に疑問で頭がいっぱいの様な顔をしている。
gr「クレアは明日からチーノの専属メイドになってもらう。いいな？」
クレア「はい。クレアは喜んでチーノ様にお仕えいたします。」
gr「よし、話は以上だ。戻ってくれ。」
クレア「失礼いたしました」
gr「Aは残れ」
『は、はい…』
総統であるグルッペンに言われたとおり、クレアは部屋を退出していった。そして、残されたのはA、グルッペン、書記長のトントン。3人いるとは思えない程静かで重い空気。それに耐えられなくなったAは、口を開いた。
『…失礼ですがグルッペン様、私が専属メイドなどという立場になるのは、なにかの手違いではありませんですか？』
gr「手違いはない。Aは、明日からショッピの専属メイドをしてもらう。」
『…て、手違いではないのでしたら、明日より精一杯務めさせて頂きます。』
gr「あぁ、頼む。そうだ、明日からとは言ったが、ショッピ自身は今日からでもいいと言っていた。お前の場合、挨拶くらいしておいた方がいいだろう」
『ご助言ありがとうございます。失礼いたしました』
Aは2人に礼をし、丁寧に扉を閉め、部屋を後にした。そして、何故か足早に廊下の角を曲がった。
…
…
…
『ぷはぁ…む、む、無理無理無理です！！』
どうやら涼やかな態度は我慢していたようだ。
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#よにん。＠str48＆変人系カップル(プロフ) - いやだ。。。夢主かわゆすぎ…面白かったです (2020年8月15日 21時) (
レス) id: b6acf939c4 (このIDを非表示/違反報告)
雪村(プロフ) - 甘夏さん» 甘夏さんはじめましてです！わぁぁ、そういってくださって嬉しいです！ (2020年2月29日 17時) (レス) id: 269a7df98c (このIDを非表示/違反報告)
甘夏(プロフ) - 夢主のはずなのにはじめてのおつかいのようなほっこり感、このロリかわいすぎる…!!!!!ありがとうございます作者様…！ (2020年2月22日 15時) (レス) id: 8fcfc41175 (このIDを非表示/違反報告)
雪村(プロフ) - きのこ(em推し)さん» あ、ありがとうございます…!!好きと言って貰えて書いている作者としては嬉しい限りです！ロリはいいですよ...(ﾎﾞｿｯ) (2020年2月11日 12時) (レス) id: 269a7df98c (このIDを非表示/違反報告)
雪村(プロフ) - みどりさん» わぁぁ、最初から予想されてたんですね！凄いです！これからもよければよろしくお願い致します...!! (2020年2月11日 12時) (レス) id: 269a7df98c (このIDを非表示/違反報告)
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