6枚目 ページ7
rbr「Aさんって毎日ここおったりするんですか？｣
『えっと…、この時間帯は天気が良ければ毎日居ますね。ここで1、2時間目無心で絵を描くのが最近のマイブームですので』
(毎日おるんや…。ここに来たらまた会えるかな…)
『それがどうか…』
rbr「あのさ…邪魔したりは絶対にせんから…その…また来てもええ？」
自分でも女の子との会話に慣れてないのがわかる聞き方に、Aちゃんはぷっと笑った。
『全然構いません！寧ろ来て下さるならとても嬉しいです』
rbr「え、ほんまに？」
『嘘言ってどうするんです』
その言葉を聞いた瞬間、風が急に吹いた。
俺の顔を隠す天と書かれた紙がなびき、Aちゃんと目が合う。
rbr「…あんさん瞳の色見た限り嘘は言ってないようやな｣
彼女の瞳は珍しい色をしていた。色に詳しくないから表しずらいねんけど、限りなく澄んだ緑色をしている。
彼女の瞳は光を集めやすいのか、宝石みたいに輝いていた。
そういやなんか似たような宝石の記事をこの間新聞で読んだ気がするが詳しくは覚えてなかった。
『ロボロさんの瞳の色ってどんな色なんでしょう……』
rbr「俺の瞳の色？」
そう聞き返すと、Aちゃんは自分の手で口を抑えた。口にするはずじゃない言葉だったのかな…。
確かに俺はいつも顔の前に天の紙垂らしてるから身内以外に瞳を見られることなんてないもんな。
rbr「特別に見せたろか？」
『えっ』
rbr「Aさんになら見られてもええよ」
俺は天の紙をペラっと上に捲りあげて、彼女の目の高さに合わせて屈んであげた。
『…っと、ありがとう…ございます』
あんなに絵が描ける彼女だから、どんな風に俺の瞳が見えてるのか気になった。
けれど、ありがとう、その言葉以外を聞けることはなかった。
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あまね(プロフ) - ぼくもスタンプラリーしたいんで完結はちょっと待ってください（） (9月2日 20時) (
レス) @page49 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
モカブラウン(プロフ) - 3作品のうち2つ見てます！もうひとつも時間がある時見ますね！ (2021年2月11日 18時) (レス) id: e467f9631d (このIDを非表示/違反報告)
時雨坂 - 更新めちゃくちゃ楽しみにしてます！！！！！！ (2021年2月1日 18時) (レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - この二人がカップルにしか見えない私は末期です？？ (2020年12月6日 20時) (レス) id: 0dab1fec32 (このIDを非表示/違反報告)
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