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she side
私は先程からロボロさんのエスコートを受けていた。
可愛らしい小物が置いてあるファンシーショップ、甘いお菓子が沢山置いてあるお菓子屋さん、可愛らしいフリフリとした洋服のかかったお店、
どれも女の子が好きそうだと思わせるお店ばかり。
…私は女の子だから楽しいけど、ロボロさんは楽しいのかな
rbr「Aさん、ええのあった？」
『えっ』
rbr「遠慮せんでええから、欲しいのあったら言うて」
『…』
さっきからこの調子。
私が可愛いと発すれば、過剰に反応してプレゼントしようとしてくる。
『ロボロさん！』
rbr「ん？」
『私、行きたいところがあります！』
rbr「え、ちょっ、Aさん！？」
私はそう言うと、ロボロさんの手首を掴み、無理やり店から出る。
もう彼に気を遣わせるのは限界だった。
rbr「ちょ、Aさんどこ行くん！？」
『いいから黙ってエスコートされててください！』
rbr「もしかして怒ってる…？ご、ごめん、俺なんかした…？」
『…』
私はロボロさんの言葉を無視して、町を下っていく。
そして、目当てのお店の前に着いたところでパッと手を離した。
rbr「…行きたい所って」
『ロボロさん、好きなんですよね』
目の前にある店は、スポーツ用品店。
以前コネシマさんに城の案内をしてもらった時に、
「ロボロはな、筋トレが趣味やで」
と話してくれたことを思い出した。
筋トレの器具が置いてあるのはスポーツ用品店だろう、そう思って連れてきた。
rbr「確かに筋トレしてるけど…、あんさん興味ないやろ」
『それを言うとロボロさんもさっきまで行ったお店、全て興味無いですよね？』
rbr「うっ、俺はAさんが楽しんでくれてるの見るだけで満足やから…」
『それを言えば私もです』
私は、言われたらそっくりそのままロボロさんに言い返した。
すると、ロボロさんは心が折れたようにはぁ…とため息を吐いた。
rbr「俺、実はな、リアルで女の子と出かけたことないからわからんのよ。…何があかんかった？」
はっきり言うて欲しい、真っ直ぐな目でそう言われ、そうですね…とここは素直に言うことにした。
『まず、相手のことを考えすぎてますね。相手のことを考えるのはいいですけど、考えすぎると相手は気を遣われすぎてる感覚になって窮屈になります。
やめましょう』
rbr「ごめん、俺が悪かった。もうちょっとオブラートに包んでくれへんか…心が思ったより傷つく、これ」
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あまね(プロフ) - ぼくもスタンプラリーしたいんで完結はちょっと待ってください（） (9月2日 20時) (
レス) @page49 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
モカブラウン(プロフ) - 3作品のうち2つ見てます！もうひとつも時間がある時見ますね！ (2021年2月11日 18時) (レス) id: e467f9631d (このIDを非表示/違反報告)
時雨坂 - 更新めちゃくちゃ楽しみにしてます！！！！！！ (2021年2月1日 18時) (レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - この二人がカップルにしか見えない私は末期です？？ (2020年12月6日 20時) (レス) id: 0dab1fec32 (このIDを非表示/違反報告)
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