15枚目 ページ16
「A？聞いたことない名前やな」
「えー、じゃああれ？最近の俺らのファンとか？」
『あの…貴女方は……』
私は、2人の男性に聞いた。
1人の男性は、まだ季節的には少し早い気もするが、上はストライプの半袖、下は半ズボン。
もう1人の男性はオーバーオールが特徴的。
すると、2人はポカーンとした様子で私を見つめた後、また話し始める。
「はぁ！？？俺ら知らんの！？なに、城珍しいなーとか思いながらここ来たん？」
「ッアーハッハッハッ、Aさんやっけ？面白いやんけ！え、どこの国の人？」
『あの…とりあえず名前を教えてもらってもいいですか？』
「はぁー…しゃーないなぁ。俺はシャオロン、んでこっちのうるさいのが…」
「誰がうるさいのや！あ、ども、僕コネシマといいます！」
『シャオロンさんと、コネシマさんですね。覚えておきます』
私はまた新たに2人の男性と知り合いになった。
そして、門番が彼らに声をかけた瞬間、2人が幹部様であることを知ることとなる。
「コネシマ様、シャオロン様、お話中申し訳ありませんが、この方が先程城に侵入しようとしていたんですが、如何致します？」
sha「あー、ええよええよ。ほっとけって。こんなか弱そーな子に何が出来んねん。見た目的にまだ未成年やろ。暗なる前にお家帰った方がええで」
kn「シャオロンの言う通りや。はよ親の元帰れ、うん。」
帰らされそうな流れになり、私は最終手段として、ダメ元で貰ったメモをカバンから取り出した。
『…あの！実は、これを見てここに来たんです。私の働いてるカフェの常連様で、家に来て欲しいと言われて、住所で調べてきたら、ここが書いてあって…。何かの間違いだと思うんですが、でも、約束は破りたくなくて…』
長い言葉をただひたすらに述べながら、私は2人に貰ったメモを見せる。
何かの間違いなら間違いでいい。そう思いつつ見せると、彼らは目を見開いた。
sha「これ…トントンの字よな？」
kn「赤いメモ用紙、それにこの字、間違いない。トントンのや」
『トントンさん…？』
sha「Aさん、トントンと知り合いなん？」
『トントンさんはその約束した常連様の友人ですが…』
なんで、トントンさんが住所を…
すると、シャオロンさんは何かわかったようで、ニヤニヤしながら聞いてきた。
sha「…その常連さぁ、こんなんじゃない？」
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あまね(プロフ) - ぼくもスタンプラリーしたいんで完結はちょっと待ってください（） (9月2日 20時) (
レス) @page49 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
モカブラウン(プロフ) - 3作品のうち2つ見てます！もうひとつも時間がある時見ますね！ (2021年2月11日 18時) (レス) id: e467f9631d (このIDを非表示/違反報告)
時雨坂 - 更新めちゃくちゃ楽しみにしてます！！！！！！ (2021年2月1日 18時) (レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - この二人がカップルにしか見えない私は末期です？？ (2020年12月6日 20時) (レス) id: 0dab1fec32 (このIDを非表示/違反報告)
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