スノさん家族の3つ子ちゃん【その6】

しょーとすとーりー「ねんね」 ページ6

辰哉side



どーもー！！深澤家リア恋枠長男の、深澤辰哉です！


今、晩ご飯を食べ終わって3つ子ちゃんをお風呂に入れています。



辰哉「大介〜〜！3つ子そろそろ風呂上がるから来て〜〜〜」

大介「はい、りょうかーい！！！」



1人で3人分の面倒を見るのは難しいから、いつものように他の兄弟にも3つ子の体を拭くのを手伝ってもらう。



ラウ「大ちゃんのごしごしイヤだ」

大介「なんだと〜〜。ラウつーかまーえたっ♡」

ラウ「キャハハ」

辰哉「ちょっと遊んでないでちゃんと拭いて。涼太〜〜手伝って〜」

涼太「はいはい。康二おいで」

康二「わぁーい♪今日りょーにぃや」

蓮「れん、ひーくんがいい」

辰哉「残念〜、蓮は俺でしたぁー」

蓮「(不満そうな顔)」

辰哉「なぁ〜によその顔(笑)」



文句を言ったりする子もいるけど、気にせず3人をそれぞれバスタオルで包んで全身を拭いてからパジャマを着せる。


お風呂が済んだら、3つ子ちゃんは21時の寝る時間までリビングで3人で遊んだり、個々で好きな兄弟と時間を過ごします。



辰哉「そろそろ寝る時間か…照、今日寝かしつけ頼んでもいい？俺まだ仕事残っててやんなきゃなんだわ」

照「んーいいよ」

辰哉「悪いな、じゃあ頼んだ」



寝かしつけを照に任せて部屋にこもる。



照「3つ子達〜そろそろねんねするよ」

蓮「ひーくんだっこぉ〜」

ラウ「ラウもぉ」

照「はいはい。ほら、康二もねんねするよ。おいで」

康二「たちゅにぃは？」

照「兄貴はまだお仕事だって。だから今日はひーくんとねんねしよ」

康二「…」






【コンコン】


部屋のドアがノックされて振り返ると、空いたドアからチラッと康二が顔を覗かせ、後から大介も顔を出す。



辰哉「おぉ、どうした康二」

康二「にぃに…」



少しモジモジと足を擦り合わせながらじーっと俺を見つめる康二はなぜか目が潤んでいて、慌てて呼び寄せるとたたたっとかけよってきて抱きとめる。



辰哉「なになに、なんかあったの？」

康二「…ねんねしよ」

辰哉「え？」



何、聞き間違い？ねんねしよって言った？？

いまいち聞き取った言葉に自信が持てず、康二を抱きしめたまま大介を見る。



大介「康二、今日はたっちゃんと寝たいんだってさ〜。照が珍しくフラれててショック受けてた(笑)」

辰哉「マジっ！？超嬉しいんだけど」



可愛すぎない！？うちの子！！



辰哉「康二、俺とねんねする？」

康二「にぃにとねんねする♡」



end

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