人生やり直し【呪術廻戦】 (ページ24)

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23話ページ24

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乙骨先輩は私をベッドに寝かせて任務があるからと部屋を出た。今世、初めて人を好きになった。

でも、"愛ほど歪んだ呪いはない"…知ってるよ。

私は呪言師。

もしかしたら、乙骨先輩を呪ってしまうかもしれない。何より乙骨先輩には里香ちゃんがいる。

今だって指輪を付けてる…

この気持ちは心の奥底にしまって置かないと私が辛くなるだけだ。

『…何で泣いてるの。』

この気持ちは乙骨先輩にとって足枷にしかならない。笑った顔、悲しいそうな顔、驚いた顔…全部大好き。

そう思いながら私は寝てしまった。

翠蓮「本当に愛ほど歪んだ呪いはないな。
乙骨、Aをこうしたのはお前だ。

責任を取れよ。」

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乙骨side

意外と任務長引いちゃった。

Aちゃん、大丈夫かな。

いつも、僕の心の中にはAちゃんがいる。

"愛ほど歪んだ呪いはない"

五条先生に言われた言葉。

確かにそうだ、僕が1番知っている。

里香ちゃんを呪いから解いて、またAちゃんを呪おうとしてる。僕は最低な人間だ。

でも先生…やっぱりこの気持ちには勝てないよ。

乙骨「Aちゃん…」

寝てる…

普段のAちゃんなら人が部屋に入ってくるだけで起きるのに…それほど疲れているんだな。

僕はAちゃんの頬を撫でた。

『…おっ…こつせ、んぱい……？』

乙骨「…ごめんね、起こしちゃった？」

_______________愛してる、A