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20話 ページ21



ザシュッ



『弱いね、3級だからかな?
2級いるって聞いたけど見当たらないし。』



気配はするんだけどな。
白虎も苦戦してる。



pull pull



『こんな時に……

はいもしもし。』



冥冥《若海、いい報告だよ。
若海A、1級呪術師に昇格だ。
おめでとう。》



『え、本当ですか。』



電話をしている途中に2級の呪霊が出てきた。
まぁ、話しながらでも出来るか。



『よく、上層部が承認しましたね。』



冥冥《私も苦労したよ。
でも、若海にはそれほどの実力があるんだよ。
今も電話しながら任務しているんだろ?》



バレてた。



『あはは、でももう祓えたので大丈夫です。』



冥冥《君と任務ができる日が楽しみだ。》



『私もです。ではまた。』



プツッ



『ごめんね、待たせてってもう灰になってるから聞こえないか。』



白虎が祓ってくれた。
まあ、白虎だけでも1級相当の力あるからね。



『ありがとう、じゃあ帰ろうか。』



てか、1級呪術師か…
上層部からの嫌がらせが増えそうだ。
今でも任務が多いって言うのに。



_______________





14時に学校から出たのに帰ってきたのが夜中の2時。ブラック企業かよ。万年人手不足なのは知っるけど、ここまでではないでしょ。嫌がらせかなぁ。



『シャワー浴びてさっさと寝よ。』



結局寝たのは3時過ぎだった。

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作者名:卵かけご飯 | 作成日時:2022年1月3日 22時

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