特別なパートナー達【ポケモン】

40話 ページ42

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お昼を食べ終えたあと、庭に出てみんなをボールから出した。


『みんな楽しそうだね。』


うちの庭は無駄に広いからポケモン達の遊び場と化している。良く野生もいるからね。

池もあるからヒンバスも遊んでいる。


『……さて、私は探しに行くとしましょうか。』


昼食中にヒンバスのことを聞いた。
自分で逃げて来たのか、それともハンター達がうっかり落としたのかは分からないけど、いつの間にか家の前に居たらしい。


ヒンバスからも情報を聞き出したし、何となく分かってる。9年前にもこの辺であったし…

ヒンバスは辛い思いをしちゃうかもだけど…


レントラー｢ガウ｣


『レントラー……

でも、大丈夫だよ。
今は動かないし今日の夜に動く。』


レントラー｢(なんで、お前は危険なことをそんなにするんだ…)｣


『んー…なんでだろう？



でも、ポケモンが好きだからかな。
自由に生きて欲しいしね！』


レントラー｢ガウ…｣


珍しくレントラーが擦り寄ってくれた。
…今の私は心の余裕がないからかな、レントラーはそれに気づいたんだろうな。


原作に関わって、本当にここにいていいのかなって思っちゃったから……

ほとんど逃げたと同じなんだけどね。


『……まずはヒンバスを救おう。』

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