アカシア【呪術廻戦】

72話 ページ23

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パンダ「あり？1年ズは？」



真希「パシッた。」



パンダ「大丈夫か？」



真希「3歳児じゃねーんだ。
お遣い位出来んだろ。」



パンダ「嫌、そうじゃなくて。」



『今日でしょ？京都校の学長が来るの。
交流会の打ち合わせ。


特級案件に1年派遣の異常事態。

五条先生とバチバチの上層部が仕組んだって話じゃん。京都の学長なんてモロ、その上層部。

鉢合わせでもしたら…』



真希「標的(ターゲット)だった1年……

虎杖は死んでんだ。

恵達を今更どうこうするつもりもねぇだろ。
京都のジジィだって表立って騒ぎは起こさねぇって。」



パンダ「教員は立場があるけど、生徒はそうでも無いよな。」



真希「来てるって言うのか、真依が。」



パンダ「憶測だよ。
打ち合わせに生徒は関係ないからな。

でもなァ…彼奴ら嫌がらせ大好きじゃん。」



確かに。

嫌味とか何度言われたことやら。

別に家よりは全然可愛い物だけど。



ﾄﾞｰﾝｯ



『マジで来てそうだね。

パンダと棘は音がした方に真希と私は自動販売機の方に行こ。』



「「おう。／しゃけ。」」




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真依「呪術師続けるなら喧嘩売る相手は選ぶことね。」



真希「ウチのパシリに何してんだよ。


真依。」



『あまり、虐めないでもらっていい？』



真依「あら、落ちこぼれ過ぎて気付かなかったわ。


真希、A。」



『落ちこぼれはお互い様だろ。』



真希「お前だって物に呪力を篭めるばっかりで術式もクソもねぇじゃねぇか。」



真依「呪力がなかったり、汚点って呼ばれてるよりマシよ。上ばかり見てると首が痛くなるから、たまにはこうして下を見ないとね。」



はぁ…こんな言い合いして意味無い。



『やめやめ、底辺同士でみっともない。

野薔薇！立てる？』



真依「無理よ。
しばらくは起きないわ。

それなりに痛めつけたもの。」



真希は長棒、私は木刀を真依の顔の前に突き立てた。



真依「何？やる気？」



野薔薇が真依に絞め技を決めた。

私達がしごいてるんだ。

そう簡単に気絶しない。

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