52話 ページ3
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乙骨「そうだったんだ…
でも、Aさんが無事で良かった……
僕が居たのに……ごめんね……」
『私…というか私達は守られる立場より守る立場にいる。今回は私の注意不足だ。
憂太が気にする事はない。
てか、気にするな。』
乙骨「……うん。」
こういう優しさは本当に変わらない。
だから恵にも慕われてるんだろう。
コツンッ
…トンネルの入口に老婆。
私、幽霊とか……本当に無理なんだけど。
老婆「ニタァ」
『ひっ…』
真希「A?どうしたんだ……何だあれ?」
狗巻「こんぶ?」
パンダ「呪霊……ではなさそうだな。」
乙骨「老婆………あ。」
そのまま、老婆は姿を消した。
老婆「"また来てなぁ…"」
その言葉を残して。
老婆が立っていた所に女性が寝ていた。
もしかして榊原さん?
『憂太、あの人。』
乙骨「榊原さん…かな?
病院に連れて行った方がいいね。」
皆が立ったから私も立とうとしたが立ち上がれなかった。
ヒョイッ
『と、棘?』
狗巻「
横抱きで恥ずかしいけど、今回は棘に甘えよう。
……パンダがニヤニヤしてる。
今はキモイとか言う力も出てこない。
さっきまで過呼吸だった所為からか肉体的にも精神的にも疲れた。
『棘、少し寝ていい?』
狗巻「しゃけ。」
『ありがとう。』
目を瞑ると直ぐに意識が暗闇へと落ちていった。
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里菜 - 棘君に癒されてます!凄いですね!これからもこんな素晴らしい作品を書いてください!楽しみにしてます! (2022年1月24日 17時) (レス) @page15 id: 49b3a0b82b (このIDを非表示/違反報告)
卵かけご飯(プロフ) - 通りすがりのところてんさん» こちらこそ読んで頂きありがとうございました!! (2022年1月23日 0時) (レス) id: cbdaed3b34 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのところてん - 一気読みしちゃった、、、こんな面白い作品をありがとうございました‼︎ (2022年1月22日 23時) (レス) @page39 id: 4e011b514c (このIDを非表示/違反報告)
ユキロラ(プロフ) - 愛色しゅがーさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年1月16日 16時) (レス) id: cbdaed3b34 (このIDを非表示/違反報告)
愛色しゅがー(プロフ) - これすごく面白いです!応援してるので、更新頑張ってください! (2022年1月16日 16時) (レス) @page3 id: f5dd2ea8d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:卵かけご飯 | 作成日時:2022年1月16日 16時