64話 ページ15
・
夜
報告書、書いたのに教室に忘れた。
面倒臭いけど、取りにいこ。
『…夜は冷え込むなぁ。』
今日は満月。
久しぶりに月光浴でもしようかな。
教室に着き、報告書を机の上に置いた。
私は窓の近くまで来て窓の縁に座った。
窓開けると寒いな。
『……綺麗…』
1年前のことを思い出す。
今考えると五条先生と月光浴って……
『_______________』
よく母様が歌っていた曲。
何ていう曲かは知らない。
でも、とても好きだった。
ｶﾞﾀｯ
『！』
扉の前には棘がいた。
聞かれて…た……？
狗巻「こんぶ。」
『上手くないよ、でもありがとう。』
窓の縁から降り、棘と向き合う形になった。
棘は私服だからか口元は隠してない。
『棘？』
狗巻「A。」
＿＿＿＿＿＿＿チュッ
一瞬、何をされたか分からなかった。
私は棘に………キスをされたの？
『は……』
狗巻「A………可愛い…」
今、私の顔は赤いだろう。
恥ずかしくて手で顔を覆うと棘は手を押さえつけてきた。
狗巻「……好きだよ。
ずっとAが……好きだった。」
私が呪力で耳と脳を守ってるのを気付いておにぎりの具では無く、普通に喋ってきた。
棘は真っ直ぐ此方を見ていた。
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里菜 - 棘君に癒されてます！凄いですね！これからもこんな素晴らしい作品を書いてください！楽しみにしてます！ (2022年1月24日 17時) (
レス) @page15 id: 49b3a0b82b (このIDを非表示/違反報告)
卵かけご飯(プロフ) - 通りすがりのところてんさん» こちらこそ読んで頂きありがとうございました！！ (2022年1月23日 0時) (レス) id: cbdaed3b34 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのところてん - 一気読みしちゃった､､､こんな面白い作品をありがとうございました‼︎ (2022年1月22日 23時) (レス) @page39 id: 4e011b514c (このIDを非表示/違反報告)
ユキロラ(プロフ) - 愛色しゅがーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年1月16日 16時) (レス) id: cbdaed3b34 (このIDを非表示/違反報告)
愛色しゅがー(プロフ) - これすごく面白いです!応援してるので、更新頑張ってください! (2022年1月16日 16時) (レス) @page3 id: f5dd2ea8d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卵かけご飯 | 作成日時：2022年1月16日 16時
