陸拾陸 ページ16
炭治郎side
「アオイさんたちを放せ、この人さらいめ!!」
そーよ!そーよ!と宇髄天元に抗議する
宇髄「てめーらコラ!誰に口利いてんだコラ!!」
宇髄「俺は上官!!柱だぞこの野郎!!!」
こんな人さらいが柱?
炭治郎「お前を柱とは認めない!!むん!!」
宇髄「むんじゃねーよ!お前が認めないから何なんだよ!?」
怒った様子でいるので、なほちゃんは隊員じゃないことを伝えると、じゃあいらねと落とされるなほちゃん
炭治郎「なんてことするんだ、人でなし!!」
そのまま、アオイを連れていこうとするので俺たちが代わりに行くと伝えると善逸と伊之助が現れ賛同してくれる
宇髄「あっそォ、じゃあ一緒にきていただこうかね」
と、あっさり引き下がる
宇髄「ただし、絶対俺に逆らうなよお前ら」
アオイが返却され、どこに行くのかと問えば遊郭へ行くので藤の家に寄り、準備を整えるぞと消えてしまう
善逸「えっ、あっ、はや!?もうあの距離!?」
善逸「胡麻粒みたいになってる!?」
伊之助「あれが祭りの神の力……!!」
炭治郎「いや、あの人は柱の宇髄天元さんだよ」
善逸「いや、追わないと追わないと!」
「そうだよ、話してる今もどんどん胡麻粒より小さくなっていってるよ」
ふと、嗅いだことのあるような匂いがしたので振り向けば、そこにはAの姿があった
炭治郎「A……?」
あの時以来のAとはあまりにも匂いも雰囲気も違うため他の誰かかと思うも、久しぶりと優しく微笑む彼女の姿は何も変わっていなくて、
『うん、そうだよ?笑』
『あと、早く追わないとほんとに宇髄さん消えちゃうよ?』
善逸「えっ、A!?」
伊之助「お前今までどこ行ってたんだ!」
『はいはい、その話は後でって追いかけますよ』
と、ひょいと伊之助と善逸が持ち上げられたかと思えば、Aも宇髄さんの走っていった方へと消えていく
炭治郎「あっ、俺は連れて行ってくれないんだ……」
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作者名:雪女(ゆきめ) | 作成日時:2020年8月22日 20時