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story 12 ページ12

ヴィトside





ユウくんたちと別れて、授業を受ける。

そうして放課後に至ったわけだが。

レオナさんに呼ばれていたことを思い出し、おそらく彼が寝ているであろう植物園に向かった。

『レオナさーん、どこにいるんですかー?あ、ラギーじゃん、やっほー!』

ラギ「ヴィトじゃないっすか、こんにちはっス!ヴィトもレオナさん探してるんすか?」

『うんそう。ってことはラギーもか?』

ラギ「そうっすよ〜全く、補修の日だっていうのに…」

『アハハ、お疲れ様。』

と撫でれば、「グルル…」と言って、手に擦り寄ってくる。
マジで可愛い。
それを言うと「可愛いじゃなくってかっこいいって言われたいっス…」と言うが、それも可愛い。

というか、今更だけど、ラギーは基本〇〇くんってくん付けをするけど、俺だけ呼び捨てっていうのはちょっと優越感。

ラギ「あ、レオナさんの匂いするっスね。温帯ゾーンの方っス。」

『りょーかい。いこ。』

らギーと二人で早足で行くと、レオナさんが誰かと揉めてる途中だった。って、ユウくん!?

レオ「こちとら気分よく昼寝してたとこだってのに、思いっきり尻尾踏まれたんだ。どーしてくれんのかな?」

ユウ「す、すみませんっ。」

あちゃー、ユウくん何かしたのかな?
あ、寝てたところを尻尾踏んだとか?ありえるな。

ラギ「誰と揉めてるんスか?ヴィト知ってる感じっスよね?」

『あぁ、ユウくんっていて、あ、アレだよ、噂の監督生になったって子。俺も今日初めて話したんだけどねぇ…良い子だよ。』

ラギ「ふーん、そうなんスか。って、補修!!!早く行くっスよ!!」

そう言い、俺をガシッと掴んでラギーはずんずんレオナさんの方へ歩いて行った。

レオ「……おま__「レオナさーん!」……あ?」

『ちょ、早いって、ラギー…やっほ、ユウくん、朝ぶりかな?あ、ここにいるってことはマロンタルト用の栗をとりにきたって感じかな?』

ユウ「そ、そうです!よくわかりましたね!」

『まあね!__っと、レオナさん、なんすか?』

レオ「うるせぇ。黙って俺に抱かれろ。」

『ちょっと、その言い方だと語弊があるというか…』

今の状況はユウくんと話していた俺をレオナさんが尻尾で引き寄せたってとこ。

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ウィルゴ・パルテノス - 続きお願いします (2020年8月16日 15時) (レス) id: 97fd350fc4 (このIDを非表示/違反報告)
ウィルゴ・パルテノス - 続きお願いします (2020年8月13日 8時) (レス) id: 97fd350fc4 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 白羽(プロフ) - 、さん» 有難うございます!書き直してきます! (2020年8月12日 18時) (レス) id: 1fd4ce194e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒瀬 白羽  | 作成日時:2020年8月12日 17時

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