魔法の花【ツイステ】 (ページ7)

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ユウside

エー「あれ？子供が混じってる。」

トレ「うちの学校は飛び級入学がアリだからな。
でも、彼は子供じゃないぞ。俺たちと同じ三年生の… リリ「リリアじゃ。
リリア・ヴァンルージュ。」

「「「『！？』」」」

突然目の前に逆さまの状態でその先輩は現れた。

びっ、びっくりした…

リリ「おっと、驚かせてしまったか。」

グリ「コ、コイツ、瞬間移動したんだゾ！？」

リリ「おお、お主は今学園中で話題になっておる監督生とやらだな。
名はなんと申す？」

『ユ、ユウです。』

リリ「ユウか。何か困ったらいつでもわしに頼ると良いぞ。くふふ、この学園は問題児が多いからのお。」

『あ、ありがとうございます』

リリア先輩はそう笑い、そういうと、僕の頭を撫でてきた。何故？
なんか、不思議な人だなあ…

リリ「お主ら、わしの年齢が気になるとな？
こんなにピチピチで愛らしい美少年のわしだが確かにそこの眼鏡が言うように、子供とは呼べないような歳かもしれんな。」

エー「ピチピチ…」

リリ「遠くから見ているだけでなく、気軽に話しかけに来ればよかろう？同じ学園に通う学友ではないか。我がディアソムニア寮はいつでもお前たちを歓迎するぞ。」

と、リリア先輩は言ってくれるけど……

「「………」」

他のディアソムニア寮の人たちはすっごい迷惑そうにこっち見てるんだよね…

デュ「あっちのメンツは全然気軽に話しかけてほしいってカンジじゃないけどな…」

リリ「くふふ。食事中、上から失礼したな。ではまたな。」

そう言ってリリア先輩は去っていった。

リリア先輩が席に戻ったことを確認すると、エースが小声でトレイ先輩に言った。

エー「あっちの席とオレたちの席、軽く20m以上離れてんのにオレらの話が聞こえてたってこと？コワッ！？」

トレ「ま、まあ、そんなわけでディアソムニア寮は少し特殊な奴が多いイメージだな。魔法全般にたけた奴が多いな。
中でも寮長のマレウス・ドラコニアは世界でも5本の指に入る魔法士と言われているくらいだ。」

『へぇ』