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ようやく巳波のお叱りから解放された時、日付はもう変わってしまっていた。
終電あるかなーと呑気にスマホで調べようとした時、2つ下の高身長の彼からとある提案が。
四「泊まってきゃいーじゃん。」
『いいの〜？』
巳「A、少しは遠慮しなさい。」
見るからに嫌そうな顔をする巳波。なんで？お泊まり楽しくない？？
一応他の人の反応を見てみたけど、特に顔を顰めている人も居ないので、私は完全にその気になってしまっていた。
三「布団2つあったっけな〜…？ちょっと探してくる。」
二「今追い出してもオレらが逆に心配になっちまうし、棗ちゃんも明日オフだろ？」
『わぁ優しい〜ありがとうございます！
ね、親御さんもこう言ってるし！いいでしょ巳波？』
巳「……もうあなた、私がなんと言っても聞かないでしょう。」
二「親御さんにはツッコまねぇのな。」
ため息混じりに容認してくれた巳波。
喜ぶ私の元に、可愛らしい年下組がわっと集まってきた。
四「王様プリン描いて！」
七「天にぃ描いて！」
『少々お待ち〜！』
二「…なぁあの子、ほんとに君の妹？」
五「……失礼ながら、何度見ても…」
巳「よく言われます。」
一「言うて九条さんと七瀬さんも同じようなものですけどね。」
なんだか疲れた顔をした成人組と一織くんが後ろで喋っていたのを、私たちはつゆ知らない。
七「えっ……この絵って…！」
『んー？ああそれ、ゼロのラストの曲のイメージで描いたの！』
七「やっぱり！Incomplete Ruler！」
四「すっげー！てんてんとりっくん超そっくり！」
『職業病というか…目元とか鼻の構造似てるなー、もしかして双子だったりしてーって思いながら描いてたらそっくりになっちゃった！でも本当に双子だったんだねぇ。』
私がそう言った瞬間、後ろの人たちがざわっとした。
二「えっ、知らなかったの！？」
巳「そう言えば、教えた覚えは無いですね…」
五「すごい、本当にそっくりに描かれてる…」
一「トレース力がプロ並ですね…」
『いやぁ、そんな褒めても何も出ないよ〜。』
とその時、ふとある事を思い出したので、1枚の絵を取り出して大和さんに見せる。
『三日月狼も描いてます！大和さんは千葉志津雄さんとめっちゃ似てますよね〜、実は親戚だったりして！』
その後しばらく続いた沈黙が肯定を表していたことも、アホな私なつゆ知らなかった。
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なつめみく - わあああ凄いです！ﾐﾅﾐﾁｬｧﾝ大好きなんで助かります、！！にしても文かくの上手すぎてめちゃめちゃ読みいってた、！！ (9月30日 22時) (
レス) @page46 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 完結おめでとうございます できればですがユキくんの妹の特権を書いて欲しいです お体に気をつけてくださいね (8月3日 1時) (レス) @page46 id: 8a945fb4c9 (このIDを非表示/違反報告)
koguma62(プロフ) - 完結おめでとうございます！巳波の続編読みたいです！最近熱中症で倒れる方多いので天野さんも体調に気を付けてくださいね(* ᴗ͈ˬᴗ͈)” (8月3日 0時) (レス) @page47 id: eb36b314f5 (このIDを非表示/違反報告)
ななは(プロフ) - 完結おめでとうございます！！毎日にやけながら読んでました。作者の部屋を見たのですが、陸くんの小説が見たすぎます...天野さんの物語の雰囲気というか語彙とかお話の進め方がすごく好みなので..とっっても書いて欲しいです...これからも応援してます！！ (8月2日 19時) (レス) @page46 id: 8319d77ff3 (このIDを非表示/違反報告)
富田菫(プロフ) - 今回の話も最高でした！続編ぜひ見たいです(*^^*) (8月2日 8時) (レス) id: cd0b8d30c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天野いろは
| 作成日時：2023年6月21日 13時
