【テニプリ】演劇少女と天才少年【越前リョーマ】2

七十六話ー越前ー ページ40

講堂のステージと地面はそれほど高さはない





ステージに座れば足は付かない




低いけど




頭を殴打して意識を失うのには




十分な高さだった




俺は一年生だから前の方に座っていた




だから見えた





士「ざまーみろ」





やられ役の人が




あいつを落としたこと





佑「A！！！A！！！！」




先「おちついて佐々木君！！！」





いきなり人が落ちたことによって




照明は全て付き




状況を把握しようと人が立ち上がる





越「どうなってんだ…」






俺は立ち上がり佐々木の近くへいった



背が小さいからか佐々木の近くへすぐ行けた





佑「A…A…」




越「佐々木先輩…」




佑「越前君…Aが…」




越「大丈夫っすか」




佑「…わりぃ。一緒に付いてきてくれ。Aは頭部の強打で意識不明だから病院らしい」






いつもの強い男らしい声ではなく




泣きそうな弱々しい声を出していた




体はふらつき




すぐにでも倒れそうだ




ステージでは泣き崩れる佐々木の仲間




あの女を抑える先生と部員




たぶん今行けるのは俺ぐらいだろう





越「いいっすよ。肩貸します」




佑「…へへ。さんきゅ」




佐々木先輩の肩をもち




救急車へと移動する




途中不二先輩や桃先輩が心配そうに来たが




乗れるのは俺ら２人だけらしく




そのまま俺らは救急車にのって病院へ移動した

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