カラフ ページ14
そして、
鬱とエーミールは
ゆっくりと睨まれた｡と感じた方、
Aが寝ているであろうベットの方へと
首を向けた
そこには緑のパーカーの男が横になっていた。
｢｢…！？｣｣
｢……｣
もう一度、
今度はハッキリと睨まれ、圧を感じる
2人は、またまた出そうになった声を必死に押さえつけた。
その男が声を出すなと訴えかけてくる事が身に染みて感じられる
そしてよく見ればAが緑の男にくっついて眠っていることに気づいた。
どゆう状況…！？？
驚いてまた声が出そうになったが
緑の男…ゾムは笑顔で眉を歪ませている
声を出すな
と言う圧を感じた
けれども、口パクで、
助けてくれ
と言っている。
どうやらこの状況は彼としても不服なようだ
起こすな！でも助けろ！！！
そんな感じがヒシヒシと伝わる
鬱とエーミールは再び顔を見合わせた
めっちゃ分かる。
子供に抱きつかれて寝ている
移動したいorやらなきゃいけないことがある
でもそうすると起きる
子供は起こしては行けない相手
動けない
何この状況
めっちゃ鬱
ー
数分前
たまたま持ち合わせていたようで、何処からかともなく取り出したロープで王を殺しに来た2人を縛り上げたゾム。
Aに言われたので近くに行った
『帽子…じゃま…』
｢ふぁ！？｣
『…うるさい』
｢す、すみませ…。と、とります…｣
ゾムは小声で謝り
風の様に勢いよくフードを取った
『おやすみ…』
｢…｣
『緑も寝る』
｢…！？｣
｢え…？｣
『おやすみの時間…』
｢…？？？｣
『…寝る』
｢？！｣
『はやく』
｢は、はい？｣
戸惑いながらも言われれば寝るしかないゾムは
その場で横になることにした
『…上』
怒られた
｢はい…｣
不機嫌そうだった眠気を含んだ声が、
更に不機嫌そうになって
ゾムは何が何だか分かってないが
諦めてベットの上で横になった。
ゾムの冷や汗は止まらない
なんやこれ、
下手に動いてあたりでもしたら無事じゃすまない
なんなら硬直していた
｢…ぐっ｣
背中を軽い重みが来た。
Aに蹴られたと分かった
えぇ？？
『…こっち』
ええ？！？
なるほど手が届かなくて蹴ったのかいや？！え
考えるのをやめて、
ゾムはAの近くで横になった
しばらく経てば規則正しく穏やかな息づかいが聞こえてきた
ふぅー！
安心したのもつかの間
後ろを引っ張られた感触がした
硬直。
そして暫く声を出そうとする2人を睨みつけることになった
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グラ - 折角出会えたのになぜ…更新を願う今日この頃 (3月26日 1時) (
レス) @page32 id: 35655b53f5 (このIDを非表示/違反報告)
柚子の子(プロフ) - まじでずっと更新待ってました。ありがとうございます。この作品大好きです (6月21日 0時) (レス) id: 6d1c390153 (このIDを非表示/違反報告)
いかずち∀(プロフ) - ミミネコさん» コメントありがとうございます！少年少女とd！の皆様がきっと性癖なんだなって最近気づきました(笑)これからも絶対に好きになる文章を書くので楽しみにしててください！ (2021年9月12日 1時) (レス) id: f8745662d3 (このIDを非表示/違反報告)
いかずち∀(プロフ) - 蓮さん» コメントありがとうございます！頑張ります！！めちゃくちゃ励みになります！ (2021年9月12日 1時) (レス) id: f8745662d3 (このIDを非表示/違反報告)
いかずち∀(プロフ) - すこさん» コメントありがとうございます！文章よ！降ってこい！と祈りながら完結目指したいと思っております！絶対に良い！と言わせてみせるので！！これからも応援よろしくお願いします！ (2021年9月12日 1時) (レス) id: f8745662d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いかずち∀ | 作成日時：2019年9月10日 19時
